2025/11/14（金）UP
（最終更新：2025/11/14 18:43）

昨年のトーナメント覇者・ストーヤンが計量パス

　11月15日（土）東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催される『K-1 WORLD GP MAX 2025～-70kg世界最強決定トーナメント・決勝ラウンド〜』の前日計量が、14日都内にて行われ、トーナメントに参戦する、全10選手（リザーブ含む）が1回目で計量パスした。

【フォト】70kg世界最強はどの選手か!?ストーヤン、オウヤンら10人の計量ボディ

　本トーナメントの注目選手は、昨年度の₋70kgトーナメント覇者のストーヤン・コプリヴレンスキー（Mike’s Gym）だ。本来は木村“フィリップ”ミノルと戦う予定だったが、怪我による欠場で急遽、ムエタイ界からの刺客ヘラクレス・ワンコンオーム.WKO（WankhongOhm.WKO）と戦うことになった。

　ストーヤンは「本戦に入ることが出来て嬉しいです。トーナメントへ向けて、凄く厳しいトレーニングを積んできて、3試合全て勝ち進むためにトレーニングをしてきました。皆さんには激しい、楽しい試合が見せられることを楽しみにしてほしいですし、ドラマのあるアクションのある試合をお見せできるんじゃないかな」と予告した。

ムエタイ代表として参戦するヘラクレス

　昨年のトーナメントでは、ムエタイ界からはブアカーオが参戦して話題となった。今回は自身が代表として参戦するヘラクレスは「昨年はブアカーオ選手が失敗したけど、今回はタイ人の代表をして全力で戦います。結果はどうなるか分からないけど、ムエタイの技を全て出して全力で戦います」と意気込んだ。

　もう一人の優勝候補は、現K-1同級王者のオウヤン・フェン（天津阿福ファイトクラブ/CFP）。WLF武林風の最強ファイターで、31戦 29勝(8KO) 2敗と好戦績。9月の予選では、優勝候補だったカスペル・ムシンスキを判定で撃破して、決勝トーナメントに上がってきた。対戦相手は、191cmの長身を誇るジョナス・サルシチャ（ブラジル）だ。

優勝候補の一人・中国のオウヤン

　オウヤンは「今回の全選手、9月の試合で顔合わせをしました。対戦相手のサルシチャ選手は、前回の試合や動画を見て良く知っています。ここに並んでいる選手の目標は、K-1 MAXのベルトを戴冠すること。私も同じです。参加するからには激しい試合をして、目標とするK-1 MAXのベルトを手にしたいです。最終的に必ずチャンスになります」とコメントした。

　それ以外には端正なルックスで注目を集め、過去にはオウヤンの持つタイトルに挑戦したダリル・フェルドンク（Fight Team Ringer）も注目選手の一人。バックブローなどの派手な技でのKO勝ちもあり、型にはまれば、一気に決勝戦まで駆け上がる可能性も。また、世界最強チンギス・アラゾフを師とする、ゾーラ・アカピャン（Gridin Gym）も、9月の予選では圧倒的なパワーで勝利を収めているだけに、期待が膨らむ。

　果たして、過酷なワンデートーナメントを制して、70kgの頂点に立つのは誰か。

＜計量結果＞
▼第9試合/K-1 WORLD MAX 2025 -70kgトーナメント・準々決勝(4)/3分3R・延長1R
ゾーラ・アカピャン（Gridin Gym）→70.0kg
vs
アイメリック・ラジジ（MARSEILLE BOXE PIEDS POINGS）→69.9kg

▼第8試合/K-1 WORLD MAX 2025 -70kgトーナメント・準々決勝(3)/3分3R・延長1R
オウヤン・フェン（天津阿福ファイトクラブ/CFP）→69.7kg
vs
ジョナス・サルシチャ（TF Team/CT Allan Popeye）→69.9kg

▼第7試合/K-1 WORLD MAX 2025 -70kgトーナメント・準々決勝(2)/3分3R・延長1R
アルフォセヌー・カマラ（Emergence Le Havre）→69.6kg
vs
ダリル・フェルドンク（Fight Team Ringer）→69.6kg

▼第6試合/K-1 WORLD MAX 2025 -70kgトーナメント・準々決勝(1)/3分3R・延長1R
ストーヤン・コプリヴレンスキー（Mike’s Gym）→69.8kg
vs
ヘラクレス・ワンコンオーム.WKO（WankhongOhm.WKO）→69.8kg

▼第5試合/K-1 WORLD MAX 2025 -70kgトーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
アビラル・ヒマラヤン・チーター（志村道場）→70.0kg
vs
ジョナサン・アイウル（Allstyles Gym）→70.0kg

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