2025/12/05（金）UP
（最終更新：2025/12/05 14:25）

金子晃大（左）が5度目の防衛戦、挑戦者・大久保琉唯（右）と対戦

　2026年2月8日（日）東京・代々木競技場第二体育館で開催される、『K-1 WORLD GP 2026～ -90kg世界最強決定トーナメント～』の対戦カード発表記者会見が、12月5日（金）都内で行われ、大注目カードとして［K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級タイトルマッチ］で王者・金子晃大（K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM）vs挑戦者・大久保琉唯（K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER）の対戦が組まれた。

【動画】両者の前回の対決、金子が強烈ローキックで優勝果たす！

　両者は、2024年の-55kg世界最強決定トーナメントの決勝戦で初対決。その際は、金子がローキックで圧巻のKO勝ちを収め、優勝した。その後、大久保は5連勝を記録、直近は3連続KO勝ちと絶好調。勢いそのまま金子との再戦に進む。

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　金子は、「しっかり格闘技をやっていけることに、感謝しながら日々やっていきたいと思っています。（大久保は）勢いがある選手。チャンピオンとしてやるべきことをやってきたっていうのが、K-1でのやり方なので、そこは変わらずやっていきたいです」と意気込み。

　今年5月には、池田幸司に判定負けを喫したが、続く9月のダイレクトリマッチでは、リベンジを果たして防衛に成功。池田戦を経て、「精神の大事さはわかったなと感じています」との手応えを得た。2カ月スパンでコンディションを作るのは難しいと感じ、少し期間が空いての試合となるが、「今回もKOで勝ちたい」と完全決着を見据えていた。

金子のコメント

　対する大久保は、「1年半前に敗れてから、本当にやっと来たなって感じ。あの時はK-1チャンピオンの器ではなかったと感じています。今は日頃からK-1のことを考えて、K-1を大きくしたいと思ったり、K-1が大好きだからこそベルトを巻きたいです。偉大なチャンピオンですけど、挑んで必ずベルトを巻きます。最後はみんなで勝って笑いたいです」とコメント。

　長期政権の金子に対し、リスペクトを示しつつも、「ずっとベルトを持って勝ち続けてきたのは素晴らしいことですけど、このままだとK-1は変わっていかないです。偉大なチャンピオンを倒して、格闘技全体を変える勢いでやっていきたいです」と宣言。