【RIZIN】強豪ノジモフの相手は、ベイノアに決定！アメリカ修行で自信「前に出るしかない」激闘予告＝12.31

2025/12/10（水）UP
（最終更新：2025/12/10 20:39）

 　RIZIN大みそか大会に出場が決定していたイルホム・ノジモフ（ウズベキスタン）の対戦相手が10日、RIZIN公式YouTubeで配信の『榊󠄀原社長に呼び出されました 2025』が発表された。その相手は”ブラックパンサー”ベイノア（アメリカン・キックボクシング・アカデミー）。ベイノアは「顔で前蹴り受け止める、前に出る」と激闘を予告する。

【フォト・動画】ベイノアが極真の突きでKO！ノジモフの蹴り上げ”失神”KOも

 

　ノジモフは2023年11月のアゼルバイジャン大会でRIZINデビューした182cmの長身ファイター。柔道ベースのホアレス・ディアを、リーチを生かした打撃で下し、翌年4月のRIZIN第2戦では山本空良に圧巻のKO勝利。さらに今年6月のRIZIN北海道大会では、元パンクラス王者・新居すぐるを1R、蹴り上げでKOし衝撃を与えた。戦績は12勝（6KO・3一本）3敗。

　一方のベイノアは極真空手がベース。2021年にRIZIN参戦開始。2023年からは元UFC王者ハビブ・ヌルマゴメドフらを擁するアメリカン・キックボクシング・アカデミー（AKA）へ単身渡米して修行。今年5月のLFA初参戦で判定勝利、7月の2戦目では3R KO勝利を収め、現在4連勝中。戦績は5勝（2KO）3敗。

　今回のルールは【RIZIN MMA Rules／5分3R／71.0kg契約】。ベイノアの主戦階級であり、フェザー級のノジモフにとっては1階級上となる。

　ベイノアは対戦決定を受け、「来たなと思った。ブーイングだ、みそぎ試合だ、色々ありましたけど、このためだと思ってる。チャンスをつかみに行く」と意気揚々。試合については「ノーガードで、顔で前蹴り受け止めてやる。前に出るしかない」と、汚名返上の激闘を予告した。

　また、アメリカ修行については「練習しかしてない」とストイックな生活を明かし、元UFC王者ダニエル・コーミエからレスリング指導を受けるなど、充実したトレーニングに自信をのぞかせる。

　一方のノジモフはビデオメッセージで「史上最も退屈な試合を見せてくれたな」と挑発。「ブラックパンサー？ 試合を見る限りブラックウサギだ。お前をバラバラにしてやる」と言い放った。

　約1年半ぶりのRIZIN出場となるベイノア。対するノジモフは高いフィニッシュ率を誇る危険な相手だ。ベイノアは、アメリカ修行とLFAで得た経験を大みそかの大舞台で発揮できるか。

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