井上尚弥、超マッスルボディも減量は”問題ない!”破壊力抜群のミット打ちも
世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が13日、公開練習を行った。会見ではKO宣言した井上の身体はボディビルダーのようなムキムキボディで破壊力抜群のミット打ち!さらに弟・拓真とのマススパーリングで絶好調ぶりをアピールした。
【フォト&動画】井上尚弥の驚きのマッスル&背筋!破壊力抜群のミット打ちも
12月27日(現地時間)、サウジアラビア・リヤドでWBC同級2位アラン・ピカソ(メキシコ)を迎える井上だが、スーパーバンタム級より2階級ほど上に見える体だ。そのムキムキなボディに井上は「年に4回こんな体になる」と今年4回目の試合に向け、毎回このような身体になると減量は心配なさそうだ。大橋会長は囲み会見で井上の減量は「全く問題ない」という。このムキムキからあと2週間でさらに絞るようだ。
ミット打ちも破壊力抜群!上から打ち下ろす破壊力抜群の左フックも練習。この左フックでもKOが期待できそうだ。
拓真とのスパーリングでは、井上がフック系のボディを打ち込めば、拓真もガードを固めながら打ち返す場面があり、短いラウンドながら緊迫感のある攻防となった。また、キレのあるシャドーとミット打ちも、それぞれ1Rずつ披露した。
練習前の会見で井上は、相手のピカソについて「“ピカソの距離”はしっかりある」と警戒しつつ、「避けるのではなく、自分の距離で戦いながら、ピカソの距離でも戦える準備はしている。打ち合うのではなく、メリハリよく戦いたい」とプランを明かした。
さらに9月のムロジョン・アフマダリエフ戦はKO宣言せず判定を視野に入れていた。そのためか判定決着だったが、今回の試合のイメージは「いろんなイメージはあるが、どんな展開にしろ、最後はフィニッシュ、最後は今回はKO決着したい」と“KO宣言”。すでにメキシコ人2選手とと80ラウンドのスパーリングを積んでおり、現地入り直前にも最終スパーを行う予定だという。
なお会見では、父でもある井上真吾トレーナーも「昨日の練習のサンドバッグもキレがすごく良くて、スピード、タイミング、動きも良かった。全然問題ない」と状態の良さに太鼓判を押した。
挑戦者ピカソは、メキシコの無敗ホープ。身長173cmの右ボクサーファイターで、プロ戦績は32勝(17KO)0敗1分。今回が世界初挑戦となる。
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