井上尚弥、ピカソを「KOする」拓真との緊迫のスパーリング
12月27日(現地時間)、サウジアラビア・リヤドでアラン・ダビッド・ピカソ(メキシコ)を迎える世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が13日、公開練習を行った。先日、那須川天心に勝利した弟・拓真と3分1Rの緊迫したスパーリングを行い、鋭いミット打ちも見せた。
拓真とのスパーリングでは、井上がフック系のボディを打ち込めば、拓真もガードを固めながら打ち返す場面があり、短いラウンドながら緊迫感のある攻防となった。また、キレのあるシャドーとミット打ちも、それぞれ1Rずつ披露した。
練習後の会見で井上は、相手のピカソについて「“ピカソの距離”はしっかりある」と警戒しつつ、「避けるのではなく、自分の距離で戦いながら、ピカソの距離でも戦える準備はしている。打ち合うのではなく、メリハリよく戦いたい」とプランを明かした。
9月のムロジョン・アフマダリエフ戦は判定決着だったが、今回は「しっかりとKOを狙い、実行したい」と“KO宣言”。すでにメキシコ人2選手とと80ラウンドのスパーリングを積んでおり、現地入り直前にも最終スパーを行う予定だという。
拓真との練習は、今回の仕上げにも直結しているという。拓真が那須川天心を下して王座に返り咲いた直後、井上は「勝った瞬間、抜け殻になるのかなと思ったが、逆に刺激を受けた」と語る。さらに「(アフマダリエフ戦後)すぐにハードワークに入れたのは、自分の中でもプラスだった。時間がそれほどあったわけではないので、体が戻る前に拓真の走り込みも一緒に行ったし、そこからかなりハードトレーニングを進めてきたので、プラスになった」と明かし、高い強度を落とさず積み上げてきた手応えを示した。
なお会見では、父でもある井上真吾トレーナーも「昨日の練習のサンドバッグもキレがすごく良くて、スピード、タイミング、動きも良かった。全然問題ない」と状態の良さに太鼓判を押した。
挑戦者ピカソは、メキシコの無敗ホープ。身長173cmの右ボクサーファイターで、プロ戦績は32勝(17KO)0敗1分。今回が世界初挑戦となる。
【動画】井上尚弥、弟・拓真と緊迫のスパーリング!
【動画】井上尚弥、ミット打ち!
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