朝倉海、UFC初勝利の戦略を告白「絶対に倒せる感覚があった」
5月30日(現地時間)、中国・マカオで開催された『UFCファイトナイト・マカオ』のバンタム級マッチにてキャメロン・スモザーマン(米国)を初回KOで下し、見事UFC初勝利を飾った朝倉海(JAPAN TOP TEAM)。4日にU-NEXT格闘技YouTube番組で公開されたインタビューで、その戦略を明かした。
試合は1R、海がいきなり強い右カーフ、ステップで周りながら左ミドル。スモザーマンは様子見気味でジャブも、海はいきなり飛び込むような左、さらにスイッチしてサウスポーからの右!スモザーマンがダウン。海はケージに追い詰めると連打、左フックを叩き込むと、スモザーマンが失神、華々しいKO勝利となった。
フライ級からバンタム級への転向だった海。インタビューではまずコンディションについて「減量は楽だった。現地のマカオでもがっつり食べて、最後に4.5kgの水抜き。減量がなかったくらいの感覚」といい「バンタム級はパワーが出る。筋力も増えているので、スピードが上がった。絶対に倒せる感覚があった」と過去最高レベルだったことを明かす。
メンタル面について、試合前のインタビューで「過去一のプレッシャー」と語っていたが、金原らセコンド陣の支えもあって、実際は緊張はなく、リラックスしていつも通りの試合感覚で臨めたという。
試合のプランについては、スピードの速さ、打撃の技の引き出しの多さは自分が勝っているとの自信から「打撃で勝負して様子を見ようと決めていた」と語る。
開始すぐ、明らかにダメージを与えた右カーフキック。「これはめちゃめちゃ手応えがあった」と振り返る海。実際、海はスモザーマンの過去の試合を見ながら研究し「2発くらい蹴れれば効くだろう」と踏んで「1ラウンド目から効かせる作戦だった。相手はパンチ主体の選手。自分は蹴りが得意。しっかり蹴っていこうと策を練っていた」と作戦通りの試合運びができたという。
フィニッシュの決め手となったコンビネーションについては「これをやる前にボディに散らしたり、蹴りでカーフやハイキック、パンチのボディと左フックで、散らしが完了していたので、フェイントにひっかかると思っていたので、あのコンビネーションを出した」と明かし、スモザーマンを研究する過程で、構え的に当たると考え生み出したという。
今回の結果として、自分のパワーと技術はUFCのバンタム級で通用すると確信した海だが、「喜んでいるのも一瞬。この階級はトップクラスの強い選手が集まっている。必死に頑張らないと勝てない。すぐ気を引き締めて次に向けて成長し続けないといけない」と語った。
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