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【XSTREAM 1】武尊が引退後初のリングで師・前田憲作と再会!『高速キック!鬼3連』で豪華師弟対決

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2026/06/12(金)UP

高速キック!鬼3連に参加したメンバー)左から卜部弘嵩、卜部功也、武尊、前田憲作、藤原乃愛、里見柚己)

 6月7日(日)、東京・GENスポーツパレスで第11回となる進化系立ち技アマチュア大会『XSTREAM 1』が開催された。今大会には総勢260人が参加し、全142試合の熱戦が繰り広げられた。

 大会最大の注目を集めたのは、名物企画「高速キック!鬼3連」で実現した豪華な師弟対決だ。前田憲作総合プロデューサー率いる「チームマエケン」が、前田の愛弟子で先日のONE Championshipを最後に現役を引退した武尊率いる「チームドラゴンOBチーム」と激突した。

 また、個人競技の「1分間ミドルキックチャレンジ」では、WBCムエタイ女子世界ミニフライ級王者・藤原乃愛が歴史的な記録を樹立した。藤原は第9回大会に代打参戦した際、109回相当のキックを繰り出しながらも規定の高さに届かず85回の記録にとどまり、「悔しい。またリベンジしたい」と語っていた。

左から卜部弘嵩、藤原乃愛、武尊、里見柚己、卜部功也が並ぶ

 今回は万全の準備で再挑戦。「前回は思うような結果にならなかったので、今回は綺麗に強くを意識してやりたいと思います」と意気込みを語ると、開始直後から鋭いミドルキックを連打。会場からの声援を受けながら最後までペースを落とさず蹴り続け、115回を記録した。これまで辻井和花が保持していた女子最高記録104回を更新する快挙を達成し、「嬉しいです!」と笑顔を見せた。

 その直後にはチームマエケンの一員として「高速キック!鬼3連」にも出場。個人戦とのダブル出場という過酷なスケジュールを見事にこなした。

「高速キック!鬼3連」で先攻となったチームマエケンは、前田、藤原、K-1 WORLD GPライト級王者・里見柚己の3人で挑戦。前田が意地のキックを披露すると、藤原は個人戦直後とは思えないスピードで回数を重ね、最後は里見がダイナミックな蹴りで締めくくった。結果は331回の大記録。前田は「みんなの声援のおかげ」、里見は「K-1の大先輩たちに火をつけられたと思う」と語った。

 対するチームドラゴンOBチームは、卜部弘嵩、卜部功也、武尊の豪華メンバーで参戦。武尊は「前田先生には格闘技の1から100まで教えてもらった。その恩返しとして前田先生を超えたい」と意気込みを語った。

子どもたちへのファンサービスに応じる武尊

 卜部兄弟が奮闘した後、最後に登場した武尊は持ち前のスピードとキレで会場を魅了。30秒を過ぎて苦しくなる場面もあったが、前田の激励を受けて再加速し、圧巻のラストスパートを見せた。結果は294回で勝負はチームマエケンの勝利となったが、リング上で実現した師弟の再会は数字以上の感動を生んだ。

 武尊は「10年ぶりに前田先生にミットを持ってもらい、追い込まれていた頃を思い出して嬉しくなった」と振り返り、「格闘技界に恩返しをしていきたい。団体の垣根を越えて格闘技界を盛り上げたい」とメッセージを送った。

 今大会では競技ごとにカラーリングされた新チャンピオンベルトもお披露目された。「挑戦することに挑戦する」というテーマのもと、各世代・各競技のファイターたちが覚悟をぶつけ合った第11回大会。師弟の絆、世代を超えた交流、そして挑戦することの価値を改めて示した一日となった。

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