【SB】笠原弘希、王者イモトとの雪辱戦に「完全決着で終わらせる」史上初4階級制覇なるか=6.21
6月21日(日)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2026 act.3』のメインイベント、SB日本スーパーライト級タイトルマッチで挑戦者の笠原弘希(シーザージム)と王者のイモト・ボルケーノ(FIGHT SCIENCE)が再び激突する。前戦と同じくオープンフィンガーグローブ(OFG)使用、ヒジありのルールでの一戦となり、両者ともに“完全決着”を口にしている。
昨年8月に行われた前回のタイトルマッチは、2Rにイモトの左ジャブが笠原の額の古傷を直撃。笠原は右ヒジでダウンを奪い反撃するも、その後に出血がひどくなり、3R終了時にドクターストップによるTKO負けを喫した。
敗因となったカット流血について「6年前に重森陽太のヒジで切られた古傷がまた切れた。傷口がうずくことがある」と語る笠原。「前回の試合は自分のミスが目立った。ミスがないように動きたい」と分析し、(セコンドの)ダムコーチから「普通にやれば勝てるので、熱くならずに練習通りのことをやるように」と助言を受けているという。また、シーザー会長からも「熱くならず、しっかり冷静にやれ」との言葉があったと明かした。
笠原は過去、栗秋祥梧、深田一樹、重森陽太、ジャック・ラーチャーノンといった相手とのリベンジ戦でいずれも勝利を収めてきた。「同じ相手に負けたら先がない。絶対に負けられないという信念がある」と語り、今回の一戦もその流れに位置する戦いだ。
一方で、「試合になるとどうしても熱くなってしまう」点を自身の課題として挙げており、昨年11月のRISEで白鳥大珠からダウンを奪って判定勝ちした試合について「白鳥戦は冷静に戦えた」と振り返り、「冷静に戦えた時はいい動きができている」と自己分析。「熱くならずに戦って勝つ姿をみんなに見せたい」と力を込めた。
前回と同じ“OFG+ヒジあり”のルールが採用されたことについては、「前回と同じ条件でやられたことをやり返さないとファイターじゃない。前回のルールで勝てば、向こうも逃げ道がなくなり何も言わせないようにしたい」と明言。「3度目の対戦もなく、完全決着で終わらせる」と宣言した。
古傷への再攻撃が懸念されるが、「もし当たればもちろんあるとは思うけど、もらわないように動く」と語った。勝てばSB史上初の4階級制覇となるが、「やはりリベンジすることに燃えている。スッキリ勝ってからその先のことはマイクで言いたい」と、まずは目の前の決着に集中する姿勢を示した。
対する王者イモトは「いずれにしても笠原君とはまたやるかなと思っていたので、決まったかなというぐらい」といい「どう彼に対して勝つかを考えながら打撃の練習をしていた。そこを主軸に1年間ずっと過ごしてきたので、話が決まったのは2カ月前だが、その前から準備していた。何度やっても同じ結果になる」と自信を示した。
前回のカットTKOについては「特にカットして勝つことは考えていなかった」と振り返りつつ、野田代表から教わっている空手の技の中にある、手首の振りだけでしっかり効かせる打ち方がテーマだったとし、「ちゃんと当たったんだなと思った」と説明。その上で「一回ダウンを奪われているので押されていると感じたが、4R、5Rと続いていれば、ここからまたやり返せる手応えはあった。その確認が今回の再戦でできるので楽しみ」と、2度目の戦いも結局は自分が勝者になると自信を持った。
今回イモトが掲げるテーマは「5Rを使い切らずにしっかり倒し切る」こと。「どういう終わり方でも、しっかりフィニッシュするところまでが今回の命題」と宣言した。防衛後の展望については他団体への参戦意欲を示しており、「俺が喧嘩しに行くなら外に行くし、俺とやりたければSBのリングに来いという話」と語った。
▶︎次ページは【フォト&動画】前回は流血の死闘!ヒジでダウンの映像も
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