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”悪質反則”で後頭部がボコボコに腫れる!UFC2階級王者が猛抗議「法的に罰せられるべき」

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2026/06/17(水)UP

ガーヌが後頭部~脊椎付近にヒジを落としているように見える(UFCカナダのXより)

 6月14日(現地時間)米ワシントンD.C.のホワイトハウスで開催された『UFC Freedom 250』で、UFC元2階級王者アレックス・ペレイラがシリル・ガーヌに2R TKO負け。しかし試合後、ペレイラが後頭部への反則攻撃を猛抗議し、ボコボコに腫れた後頭部の写真を公開。海外MMAファンの間で大きな波紋を呼んでいる。

【フォト&動画】ボコボコに腫れた後頭部!問題のヒジ連打シーンも

■3階級制覇ならず、しかし試合後に反則疑惑が炎上

 この試合はUFC暫定ヘビー級王座決定戦として行われ、元ミドル級&ライトヘビー級王者のペレイラが、UFC史上初の3階級制覇を狙ってヘビー級に挑戦。対するガーヌは元暫定ヘビー級王者で、現在の正規王者トム・アスピナルとの統一戦へ向けた大一番だった。

 試合は2R、ガーヌのジャブでペレイラがダウン。ガーヌが追撃のパンチ、ヒジを連打し、ペレイラは立ち上がったものの、さらに打撃を浴びてレフェリーのハーブ・ディーンが試合を止めた。公式結果はガーヌの2R 1分27秒TKO勝利。ガーヌが暫定ヘビー級王者となった。

 しかし、そのフィニッシュ直前の追撃で、ガーヌの複数の打撃がペレイラの後頭部に入っていたのではないかとSNSで指摘が相次いだ。映像を見たファンからは「なぜ止めない」「これは反則ではないのか」と批判の声が噴出している。

■ペレイラが後頭部写真を公開、レフェリーを猛批判

(ペレイラのYouTubeより)

 ペレイラは試合後、自身のYouTubeでこの件について強く抗議。自身はガーヌのジャブでダウンしたことは認めたうえで、その後の追撃について「後頭部への攻撃だった」と主張した。

 まずガーヌについては「ラッキーなジャブで倒れ、そこから必死になった。どんな手を使っても試合を終わらせようとした」と批判。「映像を見れば、複数の後頭部への打撃、複数のヒジが確認できる。あれは反則だ。あの打撃がなければ、立ち上がれたかもしれない」と主張した。

 また試合前日のルールミーティングで、ガーヌの反則履歴を踏まえて後頭部への打撃に注意するよう申し入れていたとも明かした。「アイポークやローブローは偶発的に起きることもある。だが後頭部への打撃は違う。自分はその点を心配していた」と訴えている。

 そしてレフェリーのハーブ・ディーンに対しては激烈な言葉を向けた。「彼は罰せられるべきだ。これは非常に重大な職務だ。法的な制裁を受けるべきだ。彼は臆病者だ。まったく敬意を持てない」と断言した。

■ガーヌには過去にも反則騒動、アスピナルも指摘

 今回の騒動が大きくなっている背景には、ガーヌの過去の反則騒動もある。昨年10月のUFC321では、ガーヌがトム・アスピナルにアイポークを行い試合はノーコンテストに。アスピナルは現在も複数回の目の手術を経てリハビリ中だ。さらに、ジュニオール・ドス・サントス戦でも後頭部へのヒジをめぐって議論が起きていたほか、ジョン・ジョーンズ戦ではローブロー問題も浮上しており、”反則騒動の常連”というイメージが根付いている。

 今回もアスピナルが自身のYouTubeで試合映像を見ながら「かなり反則に見える。非常に反則に見える」とコメントしており、ガーヌへの批判がさらに広がっている。

■ハーブ・ディーンが自己弁護動画を公開

今回の件を受け、モヒカンの部分以外は有効打となると説明するレフェリー(ハーブ・ディーンのインスタより)

 批判を受けたディーンは、自身のSNSに後頭部攻撃のルールを解説する動画を投稿した。ディーンは「皆さんにルールと、私がどのようにこの試合を裁いたかについて説明する必要があると思った」と述べ、反則エリアは「うなじ、頭と首の接合部を覆う脊椎の部分から左右1インチ程度の幅」であり、ボクシングとは異なることを強調。「自分としては、これ以上良い形にはできなかったと思っている」と自らの判断を擁護した。

■再戦要求も

 ペレイラは今回の結果に納得しておらず、即時再戦を要求。「あの反則攻撃がなければ回復できた可能性があった」と主張しており、すでにUFC側と話したとも語っている。結果が覆る可能性は低いとみられるが、今後この判定をめぐる議論はさらに広がりそうだ。

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