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【新極真会】本戦決着100%!決勝は秒殺のキンザースキー、日本人で勝つ選手はいるのか=7.19 KCC

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2026/07/11(土)UP

キンザースキー、全日本決勝で、秒殺一本勝ち

 7月19日(日)、東京・国立代々木競技場第二体育館で『第2回空手チャンピオン・オブ・チャンピオンズ(KCC)』(新極真会)が開催される。世界各国から選ばれた、男女体重無差別、賞金総額3,000万円の1DAYトーナメントだ。

 男子の見どころは、昨年10月の全日本決勝を42秒KOで制した“カザフの巨人”アンジェイ・キンザースキー(カザフスタン支部)の参戦。この怪物を止められる日本人選手はいるのか。

【フォト・動画】決勝42秒の衝撃!キンザースキーの飛びヒザKO

■全日本を42秒で制した怪物、緑代表「彼はパワーだけではない」

 今大会最大の注目を集める現在21歳のキンザースキーは身長193cm。昨年10月の『第57回全日本空手道選手権大会』決勝で、渡辺和志(世田谷・杉並支部)に右飛びヒザ蹴りを炸裂させ42秒一本KO。半世紀以上続いた全日本男子の王座を初めて海外へ持ち出した。

 なお全日本の1週間前にカザフスタン全国大会を優勝し、連続参戦の中での快挙でもある。

 緑健児代表は試合後インタビューで、その強さを「長身を活かしつつ技術的な稽古をしっかり積んでいた。間合いを詰めると接近戦の上段ヒザ蹴り、離れるとリーチのある前蹴り、横蹴り、上段回し蹴り。パンチも強い」と分析。「彼はパワーだけではない。テクニックで試合をコントロールしていた」と語り、「大勢の海外選手が、これで自信を持ってしまったんじゃないか」と危機感を露わにしていた。

■キンザースキー、準決勝の山はグザウスカス

世界重量級王者のグザウスカス

 今大会の1回戦は遠田竜司(東京江戸川支部)対マシエ・マズール(ポーランド)の1試合のみ。キンザースキーは2回戦で、この勝者と対戦する。

 キンザースキーの山で準決勝に当たり得るのは、エヴェンタス・グザウスカス(リトアニア)と渡辺優作(世田谷・杉並支部)だ。
 グザウスカスは第7回全世界ウエイト制大会重量級王者で、第1回KCCではキンザースキーを本戦3-1で退けた実績を持つ。渡辺優作は全日本準決勝でキンザースキーに本戦で敗れており、リベンジをかけた再戦となれば懐への入り方と上段ヒザへの対処が焦点になる。

■岡田侑己が最大の対抗馬、鍵は「下段と間合い」

岡田は、後ろ蹴り、胴回し回転蹴りなど”倒せる”蹴りを得意とする

 反対ブロックの軸は初代KCC王者・岡田侑己だ。今年1月の取材で緑代表が対抗馬に名指ししたのが岡田だった。「下段をしっかり効かせて相手の意識を下げる。すると得意の回転胴回し蹴りや上段回し蹴りが生きる。横の動きでキンザースキーの動きを翻弄してほしい」と攻略法を語り、「お互いに武器を持っている。ベストバウトになる可能性がある」と期待を寄せる。
 岡田は、緑代表によると全日本では直前のヘルニアの影響もあり4位に終わったが、連覇のかかるKCCでは別の岡田が見られるか。

 また緑代表はキンザースキーについて「フィリオ以上の怪物に成長していく可能性がある」「2027年世界大会の台風の目になってくる」とも語っていた。KCCはその前哨戦としても見逃せない。

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