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比嘉大吾、現役続行の意思「真剣にやって負けたら悔しい」会見で涙も

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2026/07/21(火)UP

試合後会見の比嘉

 7月20日、東京・両国国技館で行われたプロボクシング[WBA世界バンタム級王座決定戦]では、同級2位・比嘉大吾(志成)は同級1位・増田陸(帝拳)に判定1-2(115-113、111-117×2)で敗れ、約8年ぶりの世界王座返り咲きと2階級制覇を逃した。試合後の会見では「続けたい、続けられるんだったら」と現役続行の意思。声を詰まらせ、涙をぬぐう場面も見られた。

【フォト】比嘉が涙をぬぐう様子、流血の大激闘も

 試合では、比嘉は増田の左ストレートを警戒しながらも、高いガードで前進。左目上をバッティングでカットしながら、懐へ入り込んでフック、アッパーを振るい、最終12Rまで激しく打ち合った。

 試合後の会見で比嘉は「そんなに甘くないんだなと思いました」「やっぱり真剣にやって負けたら悔しい」と率直に語り「試合前からずっと攻めることはイメージしていた。それは実行できたし、気持ちも切れなかった」と振り返った。

最終12Rまで競り合った

 増田の左については「ノーモーションで、直接もらったら危険だと思っていた」としながら、「もらいながら入らないと、自分のパンチも当たらない。倒される覚悟で前へ出て、自分のパンチを当てた。倒せなかったのはあれかな」と語った。

 比嘉は昨年7月のアントニオ・バルガス戦後に一度は引退を表明したが、今年4月に復帰を決断。今回は約4カ月の準備で世界戦に臨んだ。「もう一度チャンピオンになろうと思い、すぐにチャンスが来て、これに懸けていた分の悔しさがある」と明かした。
 それでも「続けたいですね。続けられるんだったら」と語った。

■野木トレーナー「最後まで強い目をしていた」

 野木丈司トレーナーは、過去3度の世界戦では終盤に比嘉の目の力が弱くなることがあったとしながら、「今回は最後まで強い目でこちらを見返し、『はい』と答えて前へ出ていった。大吾らしかった」と評価。左目上からの出血が途中で止まったことにも「闘争心で天然のアドレナリンが出ていた」と、その強い執念を感じ取った。

 比嘉の現役続行宣言には「ちょっとびっくりしましたが、うれしかった」と率直な思いを語った。「今回が過去の3戦よりも一番悔しいと思う。この4戦目が、一番本気で世界チャンピオンを狙った試合だった。だからこそ『続ける』という言葉にも価値がある」とし再起を願った。

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