寺地拳四朗、3階級制覇!2度ダウン奪う激闘制し「泣きそう」王座返り咲き
7月20日(月・祝)、東京・両国国技館で行われた『U-NEXT BOXING.6』の[WBO世界スーパーフライ級王座決定戦]では、同級3位・寺地拳四朗(BMB)が、同級4位イスラエル・ゴンサレス(メキシコ)からダウンを2度奪い、判定3-0(115-111,116-110,117-109)で勝利、3階級制覇を達成した。
寺地はライトフライ級、フライ級に続く世界3階級制覇を狙う元2階級王者。約1年ぶりの実戦で王座返り咲きを目指す。ゴンサレスは過去4度の世界挑戦を経験し、5度目で悲願の初戴冠を狙う。
■寺地、右カウンターで先制ダウン 最終回にも再び倒す
試合は、ゴンサレスが175cmという長いリーチを生かしてジャブを放ち、寺地が中へ入ると右ストレートを狙う。しかし寺地も、その打ち終わりに右を返していく。
すると2R、前へ出たゴンサレスに寺地の右カウンターが直撃。早くもダウンを奪った。
3R、寺地が前進しながら右フックを当てると、ゴンサレスがグラつく。4Rには、小刻みなステップで圧力をかけながら、右ボディ、右ストレートを次々と叩き込んだ。
しかし5R以降は、ゴンサレスがパンチを浴びながらも前へ出て、上下に打ち分けながら何度も右を当てる。7Rに入るとさらにペースを上げ、寺地の被弾も目立ち始めた。
前へ出てコンビネーションを放つゴンサレスに対し、寺地は足を使い、打ち終わりにジャブ、右を返す。
その構図が続く中、最終12Rの残り30秒、寺地の右カウンターが炸裂!激闘の末、ついにゴンサレスから2度目のダウンを奪った。ゴンサレスは立ち上がって応戦したが、間もなく終了のゴングが鳴った。
判定は差をつけた3-0で寺地に。見事3階級制覇を成し遂げた。
■寺地、涙の3階級制覇「日本初の3階級2団体王者に」
寺地はリング上のマイクで「1年ぶりくらいのベルトで。泣きそうだったけど頑張ってこらえた。でも、ちょっと出ちゃった」と顔をほころばせる。
試合については「昔に戻ってジャブを意識し、出入りで戦った。原点に戻ったという感じ」と、自身本来の“拳四朗スタイル”を取り戻したと語った。
さらに「3階級で2団体統一という人は、(日本では)まだいないらしいので。僕が日本初の3階級2団体チャンピオンになってみせます」と、次なる偉業へ意気込んだ。
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