シェイドゥラエフ、AJ・マッキー戦に秘策?パートナーが抱きつきサンドバッグ連打の奇抜トレーニング
9月10日(木)、京セラドーム大阪で開催される『超RIZIN.5 浪速の超復活祭り』の[RIZIN&PFLフェザー級ダブルタイトルマッチ]で、AJ・マッキー(米国)と対戦するラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)の奇抜なトレーニング動画がネットで拡散されてファンを驚かせている。公開されたのは、シェイドゥラエフの背後からパートナーが抱きつきサンドバッグを連打する動画。一体、どんな効果があるのだろうか?
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海外MMAメディアが拡散した話題のシェイドゥラエフのトレーニング動画は、サンドバッグ打ちだ。通常と違うのは、サンドバッグにパンチや蹴りを連打する際、パートナーが腰付近を後ろから両手を回し、抱くようにしている点にある。
動きを制限されたシェイドゥラエフは、サンドバッグを両手で押しながらスペース作り、パンチ、ヒジ打ち、ヒザ蹴りを叩き込んだ。打撃のインパクトというよりも、至近距離での押し込みや体幹の連動、あるいは超近接状態での打撃感覚を養っているようにも見える非常にユニークな練習法だ。
この練習の効果は、四つほど考えられる。一つ目は、近距離での強い打撃の強化。相手と胸が合わさるほどの近距離(クリンチや壁際)では、腕を引いて遠心力を生かした打撃を出すスペースがない。後ろから固定・抵抗をかけられることで、腰の捻りと軸(体幹)だけで打つ感覚が身につくようになる。わずか数センチの可動域で、効かせるショートフックやボディ打ちの威力を極限まで高める効果に期待できる。
二つ目は、相手から強い圧力をかけられ、壁(ケージ)に押し付けられたり、相手の体重が乗ったりしている局面の再現。後ろから負荷をかけられることで、バランスを崩されそうな体勢からでもしっかりと地面を蹴り、体軸を保ったまま打撃を返す練習になる。
三つ目は、テイクダウン・組みのプレッシャーに対する耐性強化。MMAでは、打撃を打つ瞬間に相手にタックルに入られる、または組みつかれて体をコントロールされるリスクが常にある。腰や胴回りを固められた状態で打撃を繰り出すことで、組みの圧力を受けながらも、息を止めずに打撃を打ち続ける体力・メンタル面のタフさを養うことができる。
四つ目は、インパクト時の壁(抵抗)を作り、筋肉の収縮を高める。パートナーが後ろから支えることで、打撃を打ち込んだ瞬間の反動を抑える「壁」の役割を果たす。これにより、打撃のインパクトの瞬間に全身の筋肉(特に腹斜筋、背筋、臀筋)が一気に等尺性収縮(アイソメトリック)を起こし、打撃の「硬さ」や「芯の強さ」を鍛えられる。
一見すると奇妙に映る動きだが、「超至近距離での密着戦」や「ケージ際での押し込み合い」を想定した、実践的な“クリンチ&至近距離特化型”の打撃強化法と言えるだろう。
トレーニング動画を見たファンは「もうゴリラのパンチやん」や「2vs1の練習やん」、また「日本人がやらなそうな練習だな」といった声が寄せられていた。
9月10日のAJ・マッキー戦は、組み際・接近戦の攻防が鍵を握るのか。シェイドゥラエフが、強豪を相手に無双できるのか、注目が集まる。
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