【パンクラス】杉山しずか、引退試合で藤野恵実と“新旧女王”対決!「最後受けてくれるのはこの人しかいない」
9月23日(水・祝)、東京・立川ステージガーデンで開催される『PANCRASE 366』の記者会見が21日、都内で行われた。[女子54kg契約 5分3ラウンド]で対戦する杉山しずか(リバーサルジム新宿Me,We)と藤野恵実(JTT)が出席し、意気込みを語った。
新旧パンクラス女王対決となったこの試合。杉山は24年7月に第4代フライ級王座を獲得。25年3月に王座から陥落したものの、26年3月に再び王座を奪取し、第6代フライ級クイーン・オブ・パンクラシストとなった。対戦相手の藤野は女子MMAを長年けん引してきたレジェンドで、パンクラスと修斗の2団体で王座を獲得している。
杉山は「今回は華やかな会見に出席できたこと、最後の舞台を用意してくれたことをパンクラスに感謝、そして応援してくださっている方に感謝を伝えるために、この試合をすることになりました」と語り、現役最後の試合を勝利で飾り、感謝を伝えるつもりだ。
対する藤野は「まさか、しぃやん(杉山)が先に引退するとは思わなくて。杉山選手には杉山選手の物語があって、私には私の物語があって。今回彼女は引退試合っていうことなんですけれども、私は自身MMA50試合目っていう節目の試合なので、2人が主役だと思ってます。だから私は自分の50戦目をしっかり勝ちに行きます」と、引退試合であっても勝利を譲るつもりはない。
今回の藤野との対戦は、杉山の希望で実現した。経緯について杉山は「私は元々藤野さんのようになりたいって思っていて。倒したいとか、戦いたいって思ったことは一度もなくて。今も心を決めるのが難しいです。でも他の選手が浮かばなくて。越えるなんて全く考えていないので。そういうのじゃなく、最後受けてくれるのはこの人しかいないなっていう気持ちですね」と語り、憧れの存在である藤野以外に最後の相手は思い浮かばなかったという。
試合の戦術について、杉山は「戦術は考えていないです。自分のパフォーマンスのクオリティを意識してます。今までの試合でやり残した技術や、やりきれなかった技を出すチャンスを貰ったのかなと思う。それに集中しているのと、おそらく戦術とか考えていられない速い試合になると思うので、そこに注力してます」と、自身が培ってきた技術を出し切る構えを見せた。
対する藤野も「戦術はないです。いつも出来ることも数少ないので、出来ることを大事にやっていきたいと思います」と語り、自らの技術を信じて杉山との一戦に臨む。
杉山は憧れの相手とのラストマッチで、どのような戦いを見せるのか。そして藤野は節目の一戦を勝利で飾ることができるか。9月23日、2人の物語がリングで交差する。
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