タオル投入も…レフェリーは無視!試合続行させ、直後に強烈KO負け、海外で物議
10月18日(日本時間)、英国で行われたプロボクシングのヘビー級戦で、異例の事態が起きた。ダウンした選手を救おうと陣営が棄権のタオルを投入したが、レフェリーが足で蹴り出して試合を続行。選手は直後に再び強打で倒され、2度目のタオルも無視されるという衝撃の展開となった。
【フォト&動画】レフェリーがタオルを蹴り飛ばす!直後にKO負け…
試合は、世界ユース選手権を制した期待の新鋭アダム・オラニヤン(20=アイルランド)と、ダン・ガーバー(41=英国)の一戦。オラニヤンは今年3月にプロデビューし、今回で5戦全勝(5KO)とした強打者だ。
試合は、初回から41歳の相手を圧倒し、終了間際には右ストレートで大きくぐらつかせた。
2回開始わずか20秒、オラニヤンの右ストレートで相手がダウン。カウント8で立ち上がると、陣営は試合を止めようとタオルを投入した。
しかし、主審はなんとタオルを足でリング外へ蹴り出した!オラニヤン自身もタオルを指さして知らせたが、試合は続行。
直後、ボディへの連打から強烈な右パンチが炸裂し、相手は再びダウンした。
陣営は2度目のタオルを投げ入れたが、主審はこれも無視してカウントを続け、最後は自らの判断で試合を止めた。相手は試合後、リングサイドで酸素吸入を受けるほどのダメージだった。
■再びダウン、2度目のタオルも無視!なぜ試合は止まらなかったのか
SNSでは、この判断に批判が噴出。「コーチは誰よりも選手を理解している。タオルが入った時点で止めるべきだった。気持ちの強い選手は、いつだって続けようとするから」「レフェリーが判断し、予想どおりの結果になった。ガーバーは反撃できず、不必要な強打をさらに浴びた」と安全面を疑問視する声が上がった。
一方で「レフェリーは100%正しいし、権限の範囲内だ。選手は意識がはっきりしていて続行できる状態だった」と擁護する意見も。
「『死ぬなら死ぬで仕方ない』と言っているようだ」と皮肉るコメントも寄せられた。
実は英国ボクシング管理委員会(BBBofC)の規則では、タオル投入だけで自動的に試合終了とはならない。第3.43条では、選手を棄権させる責任はマネジャーまたはチーフセコンドにある一方、ラウンド進行中の棄権の意思表示は認められていない。試合を止める判断はレフェリーに委ねられており、今回の対応も規則上は可能とされる。
しかし、選手を守ろうとした陣営の判断を2度も退け、さらなるダメージを受けさせたことへの疑問は残る。
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