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【K-1MAX】魔裟斗、ついに力尽きる!アンディ・サワーが2年ぶり2度目の優勝

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2007/10/03(水)UP

▼セミファイナル スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R
イ・スファン(韓国/韓国体育館)
判定3-0 ※30-26、30-26、30-25
安廣一哉(日本/正道会館)

 1R、サウスポーのスファンは左ストレートと左ミドル。安廣はジャブを突きながら左に回るが、スファンの左ミドルで尻餅を付く。これはダメージがなかったものの、スファンはジリジリと前に出てジャブを突き刺す。

 安廣は狙い済ましたカウンターの右ストレート。これがスファンの顔面に当たる。インローを蹴り合う両者。しかし安廣がコーナーに詰まったところで、スファンの左ハイキックからの左ストレートがヒット! 安廣がダウンを喫してしまう。再開後もスファンは左ミドルと左ストレートを繰り出していった。

 2R、左右の前蹴りで安廣を突き放し、左ストレートを打ち込むスファン。安廣は胴廻し回転蹴りを放つ。しかしスファンはそれに動じることなく、首相撲からのヒザ蹴り。

 そしてジャブとインローで攻撃を組み立て、左ストレート一閃! これで安廣がこの試合2度目のダウンを喫する。

 安廣は右フックやバックブローを繰り出すが、クリーンヒットはない。逆にスファンは前蹴りやインローで安廣に距離を詰めさせず、完璧に試合をコントロールする。

 3R、ここもスファンがローと前蹴りで試合を支配。やや手数が減ったものの、タイミングよく左ミドルを放ち、パンチの距離になるとクリンチで安廣に追撃を許さない。

 逆転を狙う安廣だったが、攻撃が右ストレート一辺倒になってしまい、スファンは頭を下げてそれを空振りさせる。

 スファンは終盤、左の奥足ローを効かせて、安廣が前に出てくるところに左のテンカオ。スファンが技術の差を見せて完勝した。


▼第8試合 世界一決定トーナメント準決勝戦 K-1ルール 3分3R延長1R
アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング オランダ)
判定2-0 ※30-29、30-30、30-29
アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ)

 サワーはダンスしながらの入場。2003年に初めてMAXに出場した時、クラウスに1回戦でKOに敗れた苦い思い出を払拭するためにリングへ上がる。

 1R、クラウスは圧力を掛けて前に出て行くとサワーはパンチを避けながらローキック。サワーは左インローを連発、ガードを固めてクラウスのパンチに備え、ローキックへ繋げていく。やはり佐藤戦でのローのダメージは深い。

 クラウスはサワーのガードを崩そうとボディを打ち始めると、サワーは飛びヒザ蹴りを繰り出す。サワーの左ロー二発からレバーブロー、クラウスのレバーブローには右ローを返す。

 2R、パンチで迫るクラウスにサワーは左ミドル、左ロー。パンチの応酬から右ローを蹴るサワー、クラウスが下がると飛びヒザ蹴りだ。

 左フックから右アッパー、打ち下ろしの右フック、レバーブローとローのコンビネーションとサワーがクラウスを手数でも圧倒する。

 3R、パンチで行くクラウスにサワーも打ち返す。返しの左ローに思わず足を上げてしまうクラウス。サワーの左ハイキックを肩で止めてサワーをひっくり返すクラウスは最後まで諦めずにパンチを出していく。

 サワーのローにパンチを合わせ、飛びヒザ蹴りも繰り出すクラウスだが、サワーも飛びヒザ蹴りを連発。左フックを返してさらに飛びヒザ蹴り。

 ラスト、最後までパンチを出していくクラウスに歓声が沸き起こるが、すでにパンチに力がない。サワーも打ち返し、ローキックをダメ押しに入れて判定勝利を飾った。

▶次ページは魔裟斗vsアルトゥール・キシェンコ、サワーvsドラゴ

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