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【K-1MAX】魔裟斗、ついに力尽きる!アンディ・サワーが2年ぶり2度目の優勝

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2007/10/03(水)UP

▼第3試合 世界一決定トーナメント準々決勝戦 K-1ルール 3分3R延長1R
魔裟斗(日本/シルバーウルフ)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-27
ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/ポー.プラムックジム)

 気合十分の魔裟斗に対し、ブアカーオも表情に力が入っている。ブアカーオがセコンドにモンコンを外す時、早くも武道館に魔裟斗コールが巻き起こった。

 1R、魔裟斗は右ロー。ブアカーオは右の前蹴りで魔裟斗を突き放す。ブアカーオはそこから右ロー、そして前蹴りを蹴る。魔裟斗はブアカーオの右ミドルをキャッチして右ストレートで前に出る。ジャブを突く魔裟斗にブアカーオは右ロー。左フックから組み付いてヒザ蹴りを打つ。さらにブアカーオの右フックが勢い余ってヒジ気味に入ってしまう。

 ブアカーオは左前蹴り、魔裟斗は距離を詰めて左ボディ。ブアカーオも果敢にパンチを返すが、魔裟斗はブアカーオの組み際に右アッパーと左フック! ブアカーオも強烈な右ローを飛ばすが、魔裟斗は再び右アッパーから左フックを当てる。

 ブアカーオの右ローと魔裟斗の右アッパーが交錯。ブアカーオは左手を伸ばしたディフェンスが主なため、魔裟斗はそこに右アッパーを合わせていく。

 ブアカーオは魔裟斗に組み突くと、バランスを崩して右ロー。魔裟斗のパンチをダッキングして組みつく。さらに前蹴りと右ローを繰り出すブアカーオ。魔裟斗はブアカーオの左手の下から右アッパーを突き上げて左フック。

 ブアカーオもすかさず右ストレートを返すが、魔裟斗が左アッパーから右ストレート! するとこれでブアカーオがダウン! 魔裟斗が絶対王者から先制のダウンを奪った! 一気に沸き返る武道館、立ち上がったブアカーオは明らかに表情を変えて右ストレートを強振して前に出る。

 2R、ブアカーオは右ローを連打。そして魔裟斗のパンチに合わせて組みついてヒザ蹴りを返す。魔裟斗は左ボディ。ブアカーオは左フックからヒザ蹴りを突き刺す。魔裟斗は右ストレートから左フック、その後もパンチを出していくが、ブアカーオはそこに強烈な右ローとヒザ蹴りを蹴り込む。

 さらに右ストレートも打って、何とかポイントを挽回させようとするブアカーオ。さすがの魔裟斗もブアカーオの右ローで体が流れてしまう。ブアカーオのワンツーに魔裟斗が右アッパー! 魔裟斗も要所要所ではタイミングよくパンチを打ち込んで反撃する。

 強烈な右ローからブアカーオが右ストレート! その後もブアカーオはパンチと右ローのコンビネーション、終了間際には左ミドルのフェイントを入れながら前に出て、右ローを蹴り込んだ。ブアカーオは右ローで確実に魔裟斗の左足にダメージを蓄積させていった。

 3R、魔裟斗のパンチに組み付くブアカーオ。魔裟斗のパンチをブロックして突き離して右ローを蹴る。ダウンを奪った右ストレートを繰り出す魔裟斗。

 ブアカーオもそれをかわして右アッパーから左フック。ポイントで負けているため、遮二無二パンチで前に出て行く。しかし魔裟斗も強烈な左ボディ、そしてワンツー! 右ストレートがブアカーオの顔面を捉えると、一気に場外が沸き返る! 

 組み際にブアカーオのバッティングが入って試合が一時中断。再開後、ブアカーオは右ロー。パンチを出して組み付くとそのままロープに押し込む魔裟斗。そこからブアカーオを突き放して右ストレート!

 1Rほどの勢いはないものの、魔裟斗は確実にパンチを当てていく。組みヒザを出したいブアカーオだったが、魔裟斗もしっかりディフェンス。追撃を許さない。

 そして魔裟斗はブアカーオの右に対してジャブというよりもストレートに近い鋭い左! 右アッパーからどんどん前に出て行く。そしてブアカーオが左手を伸ばしたところに右アッパーが突き刺さる! 

 そしてこの右アッパーでブアカーオがバランスを崩す。そして魔裟斗が左フックを打ったところで試合終了。魔裟斗は両手を挙げて勝利を確信するガッツポーズ! 判定は3者30-27で魔裟斗! 試合前の宣言通り、魔裟斗が絶対王者を撃破した。


▼第2試合 リザーブファイト K-1ルール 3分3R延長1R
ヴァージル・カラコダ(南アフリカ/ウォーリアーズMMAアカデミー)
KO 3R1分56秒 ※2ノックダウン
小比類巻貴之(日本/BRAVI RAGAZZI)

 レフェリーチェックで向かい合った両雄はフェイス・トゥ・フェイスで睨み合い。カラコダが額を押し付けるとコヒも鬼の形相でガン睨みだ。

 1R、ゴングと同時にいきなり前へ出て行くカラコダは左右のフックを振り回す。肩を押し付けながら右のショートパンチを繰り出すカラコダにコヒは首相撲で逃れるという展開が続く。

 左肩を押し付けながら超接近戦で右ショートアッパーを突き上げるカラコダ。ブレイク後、カラコダが近づいていくとコヒは飛びヒザ蹴り、構わず接近してショートパンチを打ち込むカラコダ。コヒは首相撲からのヒザだ。コヒは首相撲に注意1が与えられる。

 カラコダは肩を押し付けての密着した状態からボディ打ち、右ショートアッパーを繰り返す。首相撲に持ち込んでしまうコヒについに警告が宣告される。それでも変わらずカラコダが肩を押し付けてショートパンチ、コヒは首相撲と突き放しての右ロー。

 距離を潰してくるカラコダにコヒは抱えながら踵蹴り、突っ込んでくるカラコダに回り込みながら右ローを蹴るが、カラコダはボディから左右のフックを飛ばしてくる。コヒは回り込むか突き放すかしたいところだが、カラコダの超接近戦を許してしまう。

 2R、突っ込むカラコダにコヒは前蹴り、しかし体を密着させるカラコダにクリンチを繰り返してしまう。前に来るカラコダに右ローを蹴るコヒだが、接近戦を気にしているためかパンチをもらってしまう。左右のフックを当てては密着するカラコダ、コヒはクリンチするしかない。

 ブレイク後、コヒが右ロー、カラコダはやや距離をとって左のボディから右フック。またも警告されるコヒ。ガードを固めて接近、密着した状態でのパンチに組むしかないコヒは闘いにくそう。

 3R、やはり入っていくカラコダは右のボディからアッパー。組み付くコヒにまたも警告。カラコダは左右のフック、密着状態から右アッパー。クリンチしてしまうコヒへついにイエローカードが掲示される。密着状態からコヒは胴廻し回転蹴りを放つが、カラコダはあくまでも接近戦。圧力でコヒを下がらせたカラコダは、突っ込むような左ストレートでコーナーのコヒへ一撃! コヒがダウン! 

 ダメージのあるコヒを左右フックで追うカラコダ。カラコダのショートの連打に右ローを返したコヒだったが、左フックでうずくまるようにダウン! 2ノックダウンでカラコダが勝利。コヒはうずくまったまま、しばらくは立ち上がれなかった。

▶次ページはHIROYAvsクォン・オルチャン、オープニングファイト2試合

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