【格闘代理戦争】K-1 FINAL WARはゲーオーズが優勝、未来のK-1ファイターに魔裟斗がエール
インターネットテレビ局『ABEMA』の格闘チャンネルの人気企画『格闘代理戦争K-1 FINAL WAR』。1月18日(土)よる7時30分よりトーナメント決勝戦が生中継にて放送され、番組史上最大の8チームによって行われた「過去最強に不穏な“最終戦争”」は、ゲーオ・ウィラサクレックが監督を務めるゲーオーズの優勝により幕を閉じた。
『格闘代理戦争』は、格闘技界のレジェンドや現役トップ選手が、“スターの卵”となる若手ファイターを育成する「監督」として参戦し、格闘界に次世代スターを送り出す様子をドキュメンタリーで追う格闘番組。2017年11月より1stシーズンの放送を開始し、今作「K-1 FINAL WAR」で5作目を迎えていた。
決勝戦は、ゲーオ・ウィラサクレックが監督を務めるゲーオーズと、監督は佐藤嘉洋の脇を城戸康裕、梶原龍児が固めるSKR連合の組み合わせ。ゲーオーズは1回戦でサラバニアファミリー(久保優太/サラさん夫妻)、準決勝でTEAM武尊を撃破。SKR連合は1回戦で魔裟斗軍、準決勝で皇治軍団を破り決勝にコマを進めてきた。
ゲーオーズは”格闘代理戦争史上初の3人抜き男”古宮晴を、SKR連合は”地獄のヒザ蹴り”で無敵感を漂わせる稲垣澪を擁しており、両チームともエースを大将に配置。いかに大将を温存できるかが勝敗のカギと見られていた。
初戦、ゲーオーズ先鋒の大関敬真が、SKR連合先鋒の藤井悠斗を1RKOし快調な滑り出し。中堅の手塚諒太が驚異的な粘りを見せ延長に突入。辛くも大関が2連勝したものの消耗は激しく、3人抜き男・古宮の圧勝が期待された。しかし大関はダメージを引きずりながらも打ち合いを挑み、まさかの2戦連続延長戦へ。スタミナを残していた古宮が勝利したものの、思わぬダメージを追うことになってしまった。
ゲーオーズ中堅・齋藤紘也を相手に、古宮は短期決戦を狙い襲い掛かるが、齋藤との打ち合いの中でダウンを喫したのは古宮。巻き返しを狙う古宮をとらえダウンを追加し、齋藤が3人抜き男をKOに葬る快勝を見せ、ゲーオーズに優勝を引き寄せた。
優勝したゲーオーズには優勝賞金300万円と、K-1グループデビューの権利が授与。また大会を大いに盛り上げた古宮には敢闘賞が授与された。魔裟斗は大会を通じ「参加した全選手が気持ちのある戦い・素晴らしい試合をしてくれたと思っています。こんなチャンスをもらえたのは、いいタイミングを持ってると思うし、K-1プロの舞台でこれからスターになっていくことを楽しみにしています」とコメント。スター選手たちの代理として戦いを繰り広げた若き選手たちにエールを送った。
また、本大会では“10代同士によるスペシャルマッチ”を実施。魔裟斗の発案により「番組に登場して輝きを放った10代同士の試合を見せたい」と、すでに敗退したチームの中から10代の選手を選りすぐったマッチメイク3試合が決定した。
1試合目は”山本KIDを継承する男”と魔裟斗に認められた加藤瑠偉(魔裟斗軍)対K-1ファイター瑠久(るーく)の弟・小島良羽将(らうす・不可思団)が対決。真っ向からの打ち合いの結果、小島が判定勝利を収めた。
2試合目は続けて魔裟斗軍vs不可思団の対決。児玉兼慎(魔裟斗軍)と伊藤渚(不可思団)が激突した。魔裟斗軍のエース・児玉が距離を支配し、ローキックからの多彩な攻めを見せ判定勝利。スペシャルマッチでの魔裟斗軍vs不可思団の戦績を1勝1敗の五分とした。
最終戦は寺田匠(TEAM武尊)vs田中聡(皇治軍団)。武尊と皇治の直接対決を彷彿とさせる激しい打撃戦の結果、寺田がペースを握り勝利を収めた。
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