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【ボクシング】高山が2度ダウン奪って逆転勝ち

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2014/05/07(水)UP

藤本京太郎のヘビー級ガチスパーリング!
2012年大みそかの東洋太平洋王座決定戦直前スパーリング。オーストラリアから呼んだスパーリングパートナーのプロボクサーが、京太郎を倒しに来る!

▲序盤は小野(左)のアウトボクシングに苦しめられた高山(右)だが、粘り強く逆転

「ダブル世界タイトルマッチ」
2014年5月7日(水)大阪・ボディメーカーコロシアム

▼IBF世界ミニマム級タイトルマッチ 3分12R
○高山勝成(仲里ジム/IBF世界ミニマム級王者)
判定3-0 ※115-111、115-111、117-109
●小野 心(ワタナベジム/IBF世界ミニマム級10位・挑戦者)
※高山が2度目の防衛に成功。

 日本人として初めてWBA・WBC・IBFの3団体制覇を達成した高山が、小野を挑戦者に迎えて行われたIBF王座2度目の防衛戦。

 序盤から中盤までは挑戦者・小野がテクニックを見せ付けた。小野はサウスポースタイルから右のジャブ、左ストレート、そして右フックを引っ掛けるようにして打ち右へ回り込んでいく。パンチを出しながら前に出る高山だが、小野のアウトボクシングになかなか入り込むことが出来ない。

 しかし9R、思い切った右フックがヒットすると、高山は一気にラッシュを仕掛ける。小野も足を止めて打ち合い、激しくパンチが交錯した。

 10R、高山のフックに巻き込まれた小野の上体がロープの外に出てしまい、ロープに挟まれる形となったところへ高山がパンチを連打し、レフェリーはダウンをコール。再開後、高山は華麗なフットワークで小野のパンチをかわすと、強烈な右フック。

 11Rは両者足を止めて左右フックの打ち合いを展開し、最終12Rも両者リング中央に歩み出ての打ち合いに。高山はボディの連打から左右フック、これで両膝をついた小野にダウンが宣告される。

 さらなる打ち合いを見せた両者だが、高山が猛然と左右フック 、左右ボディブローで攻める。最後まで両者打ち合い、熱闘は終了。2度のダウンを奪った高山が判定3-0で2度目の防衛に成功した。

☆アムナット・ルエンロンvs井岡一翔のIBF世界フライ級タイトルマッチはこちら

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