【ボクシング】井岡、ジャブとクリンチに初黒星
藤本京太郎のヘビー級ガチスパーリング! |
「ダブル世界タイトルマッチ」
2014年5月7日(水)大阪・ボディメーカーコロシアム
▼IBF世界フライ級タイトルマッチ 3分12R
○アムナット・ルエンロン(タイ/IBF世界フライ級王者)
判定2-1 ※113-114、119-108、115-112
●井岡一翔(井岡ジム/元WBA・WBC世界ミニマム級統一王者、元WBA世界ライトフライ級王者、IBF世界フライ級8位・挑戦者)
※アムナットが初防衛に成功。
日本人選手では2人目となる3階級制覇を狙う井岡が、IBF世界フライ級王者アムナットに挑んだ。両者は6年前アマチュア時代に対戦し、井岡が敗れている。
アムナットはプロ転向後、12戦無敗で世界王座に就いた強豪。一方の井岡も14戦無敗。全勝無敗同士の対戦となった。
1Rから3Rまでは、両腕のガードを固めてじりじりと前に出る井岡に、アムナットはガードの上からでも強いジャブと左フックを打ち込む。
井岡を9cmも上回る長いリーチからスピードのあるジャブ、そして左アッパーを決めていく。
4R以降、井岡が慎重にガードを固めながらも手数を増やすが、アムナットは井岡が入ってくるところにアッパーからフックを的確にヒット。前へ出る井岡だが、アムナットのクリンチに捕まる。
8R、井岡は鋭い右ストレートと左ボディブロー。ボディを打たれるアムナットには焦りの表情が見える。しかし、アムナットはクリンチを多用し、井岡は手数が出せない。
10Rにレフェリーはアムナットにホールディングの減点1を宣告するが、井岡の苦戦は続く。アムナットは連打からクリンチ、井岡は前に出て攻めようとするが、手数が少ない。
11Rも前に出て右をヒットさせる井岡にアムナットはまたもクリンチ。
最終12R、アムナットはジャブを突いて井岡が近付いてくると連打、またはクリンチ。なんと足を引っ掛けて井岡を転倒させようとまでする。井岡が左フックで前に出ると、アムナットはジャブを出してフットワークで下がり続ける。そしてクリンチ。
試合終了のゴングが鳴ると、両陣営がそれぞれ選手を肩車して勝利をアピールする。判定は2-1と分かれ、アムナットが勝利。井岡は15戦目にして初黒星を喫し、3階級制覇は成らなかった。
☆高山勝成vs小野心のIBF世界ミニマム級タイトルマッチはこちら
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