【NJKF】梅野が圧倒KO勝ちでWBCムエタイ世界王座V2
ニュージャパンキックボクシング連盟
「NJKF 2016 6th」
2016年9月17日(土)東京・後楽園ホール
▼第11試合 メインイベント WBCムエタイ世界スーパーフェザー級タイトルマッチ 3分5R
○梅野源治(PHOENIX/WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者)
KO 2R 34秒 ※連打
●キース・マクラクラン(イギリス/WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーフェザー級王者/世界同級10位・挑戦者)
※梅野が2度目の防衛に成功。
梅野が2度目の防衛戦を迎えた。挑戦者のキースは38戦26勝12敗という戦績で、WBCムエタイ・インター王座のほかIMF世界王座、ESUヨーロッパ王座、WMC m.a.d王座、さらに2015年のイギリス・ムエタイ最優秀選手賞を獲得している。
リング中央で向かい合うと、梅野は首を掻っ切ってやるのポーズをとってキースを挑発。
1R、梅野は左ロー、左ミドルと攻め、キースはその蹴り足をキャッチしてくる。首相撲になるとキースはヒジを放ち、梅野はヒザを正面から突き刺す。キースのパンチをもらう場面もあったが、梅野が強烈な右ストレートを叩き込むなど優勢に終える。
2R、梅野の右ストレートがクリーンヒットし、キースはダウン寸前。梅野は一気にヒジ、ヒザ、パンチで畳み込み、キースは身体を丸めて防戦一方に。レフェリーはダウンを宣告したが、キースの様子を見て梅野のKO勝ちを告げた。
「今回は相手よりも自分との戦いだと思っていた。ダウンする試合が多くて最近は消極的な試合をしてしまい、いい試合が見せられなかった。今回はとにかく前へ出てKOを狙っていこうと思っていました。それと来月ラジャダムナンのタイトルマッチが決まり、昨年KO負けした相手なのでその試合でもガンガン行くために攻める試合をしたかった」と勝利者インタビューに答えた梅野。
「早く試合が終わりすぎてしまいましたが、少しは楽しんでいただけましたか?」と観客に問いかけると、場内からは拍手と歓声が起こった。
試合後の控え室でのインタビューでは、「相手は一発一発が重くて身体が頑丈だったけれど、スピードが遅かった。ローは1Rから効いていて、芯に当たっているのが分かりましたね。もっと蹴りを使いたかったんですが、相手が蹴り足をつかんで来たのと、パンチが凄く入っていたのでパンチで行きました」と試合を振り返る。
「ここからです。スタイルを取り戻すきっかけになりました。今年に入ってからの僕は考え方が間違っていた」と、今年に入ってからの不調を脱出するきっかけになったという。
次回は10月23日(日)東京・ディファ有明で開催される『REBELS.46』にて、ラジャダムナンスタジアム認定ライト級タイトル挑戦。王者は昨年12月にKO負けを喫したヨードレックペットだ。
「絶対に勝ちます。死ぬ気で行きます。これでダメだったら、2度と自分からタイトルマッチをやりたいとは言いません。チャンスは何回も来ないし、絶対にベルトを獲ります」と、全てを懸けてラストチャンスに挑むと語った。
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