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【ボクシング】亀田和毅がダウン奪い国内復帰戦で勝利飾る

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2017/03/10(金)UP

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ボディを効かせた亀田(右)が6Rに右ストレートでダウンを奪った

2017年3月10日(金)東京・後楽園ホール

▼55.8キロ契約 3分10R
○亀田和毅(協栄ジム/元WBO世界バンタム級王者)
判定3-0 ※99-90、100-90、100-88
●マイク・タワッチャイ(タイ/IBF世界スーパーバンタム級6位)

亀田三兄弟が「亀田トレイン」で入場

 2014年2月に日本ボクシングコミッション(JBC)から国外追放処分を受けた亀田ジムだが、それが解け、亀田家の三男で、元WBO世界バンタム級王者・亀田和毅(25=協栄)が3年3カ月ぶりに日本のリングに上がった。

 映画「ロッキー4」の挿入曲「バーニング・ハート」で長男・興毅、次男・大毅とともに、「亀田トレイン」で和毅が入場しリングに上がると両手を挙げ歓声を浴びる。

 相手のマイク・タワッチャイはIBF世界スーパーバンタム級6位で2012年に次男の大毅、2015年には和氣慎吾とも対戦し共に判定負けしているものの、粘り強いタフな選手。

 1Rから亀田が前へ出てプレッシャーをかけ、左ジャブと左フックを上下に散らす。ボディを効かせていき、6R序盤にはガードが下がったところに右ストレートを打ち込んでダウンを奪った。

 大の字に倒れたタワッチャイだが、立ち上がると持ち前の粘り強さを発揮。ステップワークとクリンチで打ち合いを避け、亀田は最後までボディと顔面へのストレートをヒットさせていったが捉えきることが出来ず。KOは逃したが大差の判定で国内復帰戦を勝利で飾った。

 亀田は関係者にお礼を述べると、「3年3カ月ぶりの日本での試合で、フルマークで勝てて良い試合が出来たことで次につながったと思います。これから一戦一戦クリアしていきたい。相手はいい選手でしたがキッチリ勝てて、10R出来たのがよい経験になりました」と勝利者インタビューに答える。

 そして、「チャンスがあれば次はタイトルマッチで勝って、ベルトを巻く姿を見て欲しいです」と再びの世界王座奪取に意欲を見せた。 

●編集部オススメ記事
・河野がV2、亀田興毅はダウンを喫し引退発表 
・亀田大毅、ソリスに敗れ統一王者ならず

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