【レベルス】ダウン応酬の大激闘で水落がV2

2017/06/11（日）UP
（最終更新：2017/07/12 23:30）

▼第7試合　REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王座決定トーナメント1回戦　WPMFルール　3分3R（延長あり）
〇杉本卓也（WSR/J-NETWORKスーパーライト級1位）
判定3-0　※三者とも29-28
●潘　隆成（クロスポイント吉祥寺/WPMF日本スーパーライト級王者）
※杉本が準決勝へ進出。

　トーナメントの優勝候補と目されている潘に杉本が挑んだ。潘は記者会見で「僕がぶっちりぎりで優勝してベルトを獲る自信があります」と自信満々のコメント。対する杉本は「下馬評では自分が一番不利ですが、そこをひっくり返してやろうと思います」と番狂わせを誓っていた。

　1R、ローの蹴り合いの中、鋭いパンチを放っていく杉本。潘は左右ローを蹴り、ヒザを突き刺す。潘は杉本のパンチが見えてきたか、多彩な技を繰り出していく。

　2R、杉本は潘のジャブ＆ローに下がらずパンチとローで攻める。潘は右ハイ、右ストレート、左ローで応戦。互いに一歩も退かず足を止めての攻防が続く。潘が優勢の展開の中、杉本が渾身の右ストレートでダウンを奪う。一気に倒しに行く杉本だが、潘も打ち合って右フックで杉本をグラつかせた。

　3Rも両者は互いに一歩も退かず、その場での攻防を続ける。潘はパンチ、ロー、ヒザ蹴りを使い分けて杉本を揺さぶり、杉本はパンチで真っ向勝負。

　テクニックでは藩が魅せるが、杉本が右の強打を連続ヒットさせて意地の猛攻。

　熱戦の勝敗は判定に持ち込まれ、ダウンを奪った杉本が3-0で勝利。1回戦で優勝候補の潘を破る番狂わせを起こしてみせた。

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▼第6試合　REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王座決定トーナメント1回戦　WPMFルール　3分3R（延長あり）
〇鈴木真治（フジマキックムエタイ/元J-NETWORKスーパーライト級王者）
不戦勝　※馬木が計量失格のため
●馬木愛里（岡山ジム闘我塾/ルンピニースタジアム認定スーパーライト級7位）
※鈴木が準決勝へ進出。

　馬木は2000年生まれの16歳で岡山県出身。昨年11月にルンピニーでの初試合で勝利し、ルンピニースタジアム認定スーパーライト級3位にいきなりランクインし、注目を集めている期待のホープだ。

　しかし、前日計量で3.25kgと大幅オーバーし、再計量でも2.75kgオーバーで計量失格に。トーナメントは鈴木の不戦勝となったが、鈴木が試合を希望したため勝敗の付かない試合として行われた。

　1R、鈴木が強い左ローとパンチで攻めると、馬木はしなるミドル＆ハイキック。馬木が前蹴りでフェイントをかけるが、鈴木は構わず攻め込む。そこへ馬木が抜群のタイミングで放った縦ヒジのカウンターで鈴木の額をカット。流血させてドクターチェックとなり、鈴木は試合続行不可能で終了となった。

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