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【ONE】ヌグエンが一撃必殺の失神KO勝ち、団体史上初の同時二階級覇者に

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2017/11/10(金)UP

モラエスのチョークに苦悶の表情のキンガド

▼セミファイナル フライ級タイトルマッチ 5分5R
○アドリアーノ・モラエス(28=ブラジル)
一本 1R 4分45秒 ※リアネイキドチョーク
●ダニー・キンガド(フィリピン)
※モラエスが2度目の防衛に成功。

 モラエスは柔道と柔術をバックボーンに持ち、2011年9月にプロデビュー。2013年11月からONEに参戦し、昨年8月にフライ級暫定王座を獲得。今年8月に当時23戦全勝のプロ戦績を誇った正規王者カイラット・アクメトフとの再戦でリベンジを果たすと共に、王座統一に成功した。プロ戦績は16勝2敗。対するキンガドは2014年11月のプロデビューから5勝全勝中の新鋭だ。

 1R、互いのローが空を切る展開が3分近く続いたところで、モラエスが右ローをキャッチしてすかさず右ジャブを入れながらテイクダウン。下になったキンガドは足を暴れさせるが、モラエスがサイドを取る。

 下に潜り込んでモラエスの片足を捕らえるキンガド。モラエスはがぶってこれを潰すと、すかさずバックに回り込んでバックマウントからチョーク。キンガドがタップした。グラウンドに持ち込んだモラエスがキンガドに何もさせず、盤石の一本勝ちで2度目の防衛に成功した。


序盤に鋭いタックルでテイクダウンを奪った鈴木

▼ストロー級 5分3R
○アレックス・シウバ(35=ブラジル)
一本 1R 1分22秒 ※腕ひしぎ十字固め
●鈴木隼人(31=BRAVE/元GRACHANフライ級王者)

 鈴木はレスリング仕込みの超高速タックルを武器に、2015年9月にGRACHANフライ級王座を獲得。今年8月にONEに初参戦すると、タイトルマッチ経験者のジョシュア・パシオから1R僅か3分、チョークスリーパーで一本勝ちを収めた。現在キャリア19戦17勝2分の無敗記録を更新中。

 対するシウバはブラジリアン柔術の世界大会で優勝した実績を持つファイター。MMAキャリアは6戦5勝1敗とまだ浅いが、勝った試合は全て一本勝ちを収めている。

 1R、開始早々にタックルからテイクダウンに成功した鈴木が、ケージ際でシウバを押さえ込む。だが、シウバは巴投げで鈴木の体を浮かせ、そこから腕十字に捕らえる。鈴木はいったんこれを外すが、シウバはすかさず逆側の腕を腕を捕らえて再び腕十字。これがかっちりと極まり、鈴木はタップした。

 シウバが得意の寝技でまたも一本勝ち。鈴木はキャリア20戦目にして初黒星となった。

PHOTOS(C)ONE Championship

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