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【ONE】青木真也がグラップリングマッチで前王者ガフロフに一本勝ち

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2018/01/20(土)UP

ケージ際でガフロフを攻め込む青木

ONE Championship
「ONE:KINGS OF COURAGE」
2018年1月20日(水・現地時間)インドネシア ジャカルタ・コンベンション・センター

▼グラップリングスーパーマッチ 76kg契約 15分1R
○青木真也(34=パラエストラ東京、EVOLVE MMA/元修斗ウェルター級王者、元ONEライト級王者)
一本 12分22秒 ※リアネイキドチョーク
●マラット・ガフロフ(33=ウクライナ/元M-1 GLOBALフェザー級王者、元ONEフェザー級王者)

 アジアで最大規模を誇るシンガポール発のMMA(総合格闘技)団体『ONE Championship』(通称ONE)が、2018年の第1弾大会をインドネシアで開催。同団体でライト級王座に就いた実績を持つ青木真也が、グラップリングマッチ(打撃無しの組み技限定ルール)に出場した。

 青木は昨年5月にも同団体でグラップリングマッチに出場したが、その時は強豪ゲイリー・トノンにヒールホールドで一本負けしている。今回の対戦相手となるマラット・ガフロフはMMAルールで15勝1敗の戦績を誇り、このうち11試合が一本勝ち。昨年8月に迎えた3度目のONEフェザー級王座防衛戦で敗れ、これがプロ16戦目にして初黒星となった。

 試合は序盤に両者がたびたび体勢を入れ替えながらケージに押し込み合う展開に。足裏で相手を突き放した反動で一気に離れようとするにガフロフに対し、青木はすぐさま胴に組みついてテイクダウンを狙う。

 ここでガフロフにいったんトップを許してしまう青木だが、すぐにケージを背にしながら立ち上がる。両者が再びケージに押し込み合いになると、ガフロフが両足を抱えてテイクダウンを狙い、青木はたびたび尻餅を着く場面もある中で踏ん張る時間が続く。

ガフロフを背後からチョークで絞め上げる青木

 残り約3分半のところでバックを取ったガフロフが強引にグラウンドに引き込もうとする。だが、ここで青木は落ち着いてガフロフの足のロックをほどいてトップを取り返す。

 さらにうつ伏せの状態になったガフロフが一瞬腰を上げたところで、青木は背後から両足のロックを固めてすかさずチョーク。これがかっちりと極まり、ガフロフはタップ(ギブアップの意思表示)した。

 青木が我慢の展開から終盤のチャンスを逃さずに一本勝ち。試合後に青木は両手を上に掲げながら満面の笑みで勝利を喜び、ガフロフともしっかりと握手を交わして健闘を称え合った。

●次ページ:メインイベントの女子ストロー級初代女王決定戦

PHOTOS(C)ONE Championship

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