【ナイスミドル】41歳Daiが42歳の解体屋社長をダウンさせ新王者に
NICE MIDDLE実行委員会
「NICE MIDDLE 38」
2018年2月18日(日)東京・新宿FACE
▼第19試合 NICE MIDDLEウェルター級タイトルマッチ 2分3R
“ムエタイに魅了された男”
○Dai_KMG(41歳=クラミツムエタイジム/クリエイティブディレクター/挑戦者)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-28
“春日部の解体番長”
●クラッシャー荻原(42歳=BELIEF/解体業/王者)
※Daiが第5代王座に就く。
2008年に旗揚げした、中高年世代を対象にしたキックボクシングイベント『NICE MIDDLE(ナイスミドル)』が今年10周年を迎え、今回38回目を数えた。
今回も指圧師、タンクローリードライバー、介護士、アパレル業、建設業、不動産業、ホテルマン、バーテンダー、歯科医師、整形外科医、理容師、教員、銀行員、米軍兵、風俗業、ラーメン店主など、さまざまな職業の中年ファイター38名が熱い戦いを見せ、ライト級&ウェルター級のダブルタイトルマッチが行われ、それぞれ新チャンピオンが誕生。
ウェルター級は王者の“春日部の解体番長”クラッシャー荻原に、“ムエタイに魅了された男”Dai_KMGが挑戦した。
1R、サウスポーのDaiが右ローで先制。1分過ぎに荻原の右ストレートがDaiのボディにヒットするが、その後、Daiの右アッパーからの左ストレートが荻原の顔面を捉え、荻原がのけ反る場面も。
2R、ローの応酬のあと首相撲の展開に。ミドルキック中心に攻めるDaiに荻原の右ボディストレートがヒット。その後は一進一退の攻防が続く。
3R、プレッシャーをかけて前に出る荻原だが、徐々に自分の距離で戦うDaiのペースに。ラウンド終盤、ラスト10秒を切ってから、Daiの連打に防戦一方となった荻原にスタンディングダウンが宣告された。辛くもファイティングポーズをとった荻原だがここでゴング。判定3-0で、Daiが新チャンピオンに輝いた。
▼第18試合 NICE MIDDLEライト級タイトルマッチ 2分3R
“戦う3児の父”
○ゴッドファーザーTOMO(44歳=FREEDOM@OZ/建設業/挑戦者)
3R負傷判定3-0 ※30-27、30-27、30-26
“神楽坂のキーマオ”
●104 KMG(44歳=クラミツムエタイジム/プリンティングオペレーター/王者)
※TOMOが第5代王座に就く。
ライト級は王者の“神楽坂のキーマオ”104 KMGに、“戦う3児の父”ゴッドファーザーTOMOが挑戦した。
1R、開始早々からパンチ主体に積極的に仕掛けていくTOMO。104は得意の首相撲にもっていきたいところだがTOMOはつき合わず、104をコーナーに追い詰める。
2R、このラウンドもTOMOが積極的に仕掛ける。104はテンカオで対抗する場面が多くなるが、TOMOの攻撃は止まらない。
3R、攻撃の手を休めないTOMOが30秒過ぎに連打でスタンディングダウンを奪う。試合再開後、TOMOの額から大量の出血が見られ試合は一時中断。この出血は偶然のバッティングによるもの。
ドクターチェックが入り、「これ以上は試合続行不可能」と判断され、3Rその時点までの判定でTOMOが勝利を収め、新チャンピオンとなった。
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