【ナイスミドル】41歳、解体屋社長が新王者に
NICE MIDDLE実行委員会
「NICE MIDDLE 33」
2016年10月23日(日)東京・新宿FACE
2008年に旗揚げした中高年世代のためのキックボクシングイベント『NICE MIDDLE(ナイスミドル)』。近年、参加希望者が激増し、定員の倍近くの参加希望者が殺到。いまや中高年世代の注目イベントに成長した。今回は女子の試合2試合(54歳vs41歳、56歳vs42歳)を含む全19試合、ファイナルではNICE MIDDLEウェルター級タイトルマッチが行われ、2度目の防衛戦となる不動産屋の王者・高橋ゴローに解体屋社長の挑戦者・クラッシャー荻原が挑んだ。
▼ファイナル(第19試合)NICE MIDDLE ウェルター級タイトルマッチ 2分3R
“春日部の解体番長”
○クラッシャー荻原(41歳/BELIEF/解体業代表/挑戦者)
KO 1R 0分52秒
“一発を狙う不動産屋”
●高橋ゴロー(42歳/建武館/不動産業/王者)
※荻原が第4代王座に就く。
1R 軽快なフットワークから積極的に仕掛けていく両者。荻原の首相撲からのヒザがヒット。ブレイクのあと、高橋が荻原の顔面に左前蹴りを放ち、そのまま倒れる。何とか立ち上がる高橋だが、右足の様子がおかしい。
試合続行後、荻原の軽いジャブで高橋ダウン。高橋は前蹴りを蹴った時に軸足である右足の膝を痛めたようだ。高橋は立ち上がることができず、2度目の防衛に失敗、荻原が新チャンピオンとなった。
▼第18試合 NICE MIDDLE ライト級王座決定戦 2分3R
“反逆のスキンヘッド”
○TOSHI奥平(47歳/CROW FOREST/獣医師)
判定3-0 ※三者とも30-29
“永遠の15才”
●レイチャ親方(45歳/MKBキックボクシングTHEチーム肉/建設業)
※奥平が第3代王座に就く。
ライト級絶対王者・長嶋学が怪我のため返上したベルトを懸けた一戦。
1R 開始早々、コーナーから勢いよく飛び出し攻め立てる奥平。サウスポーのレイチャは距離をとりながら左 ミドルで反撃。
2R 首相撲の展開に終始。偶然のバッティングでレイチャ倒れ、一時中断。再開後も首相撲の場面が続く。
3R ゴングと共にレイチャがワンツーローを繰り出す。奥平は徹底して動き回り、自分が攻撃後すぐに組みつき間合いをつぶし、レイチャに自分の戦いをさせない。勝負は判定にもつれ込む。判定で奥平が勝利。
2009年からナイスミドルに参戦している奥平にとっては、7年越し悲願のベルト奪取となった。
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