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【空道】目黒雄太が世界王者に勝った19歳を破りV4達成

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2018/05/13(日)UP

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安富(青)の技が流れ、死に体となった瞬間を逃さず放たれる藤田(白)の右ストレート

▼250以下クラス決勝戦
〇藤田 隆(大道塾秋田支部/2015全日本体力別250以下準優勝)
延長 有効優勢勝ち
●安富北斗(大道塾札幌南支部)

 過去2戦し、2度とも苦杯を舐めさせられている相手、加藤智亮のテンプルを打ち抜き、決勝に進出した藤田。対するは、ハイキックと投げ技の切れる20歳、安富。

 安富は本戦開始直後から猛攻を浴びせ、大外刈りからのキメ(突きを寸止めで2発以上打つ)で効果1を奪ったうえで、右ローを相当数ヒットし、転倒させられても下からの蹴りで藤田の顔面を捕らえ、ワンサイドゲームを展開する。

 本戦終了のブザーが鳴った時点で、藤田は足を引き摺る状態。「決勝は効果2以上のポイントがないかぎり自動的に延長戦に入る」という規定が不要なのではないかと思われるほどの情景であったが、延長に入ると、日本拳法、自衛隊徒手格闘術仕込みの右に望みを託した藤田が、右ストレート一閃。効果を奪い返した。

 この一発が試合の流れを変えた。やや勢いを落とした安富がバランスを崩した隙を見逃さず、藤田はヒザで相手を抑えつけてからのキメで効果ポイントを追加。そのまま右ストレートを主体とした攻撃を続け、33歳にしての全日本初優勝を、延長逆転勝利で決めた。


伊藤(白)が腕十字を辻野(青)に極め、完勝

▼260以下クラス決勝戦
〇伊藤新太(大道塾日進支部/2017全日本体力別260以下準優勝、2018アジア同級準優勝)
延長 一本勝ち ※腕十字
●辻野浩平(大道塾岸和田支部/2014世界選手権270以下4位)

 本戦、重い右ストレートを主体に前に出る辻野に対し、伊藤は左右に構えをスイッチしながら、ボディワークを交え、攻撃を凌いで組みつき、大外刈りからのキメで効果を奪う。

 延長でも、ポイントを奪い返すべく襲い掛かる辻野に対し、下がりながらの展開でジャブやハイキックを的打。このままポイントを守って逃げ切るのかと思いきや、延長の残り30秒になって、フルスイングのパンチの連打→組んで頭突き→反り投げ→腕十字で一本勝ち。

 過去、センスのよさを評価されつつ、勝負弱さを指摘されていた伊藤だが、リードしていてもなお攻め切る闘争心と、試合の組み立ての巧さに、成長を感じさせた。

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●編集部オススメ

・アジア選手権で日本が8階級中7階級を制覇

・19歳・岩崎が無差別王者・野村を下して初優勝

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