【空道】目黒雄太が世界王者に勝った19歳を破りV4達成
一般社団法人全日本空道連盟 大道塾
「2018北斗旗全日本空道体力別選手権大会」
2018年5月13日(日)宮城県・仙台市青葉体育館
▼230以下クラス決勝戦(数字は身長+体重の数値=以下同)
〇目黒雄太(大道塾長岡支部/2015~2017全日本体力別230以下優勝)
本戦 効果優勢勝ち
●菊地逸人(大道塾横浜支部/2015全日本U19=240以下優勝)
19歳の菊地は準決勝で、前回の世界選手権で唯一人の日本人王者である中村知大から、本戦で3本、延長で全ての旗判定(主審と4人の副審が勝者の旗を上げて判定)を得て勝利。
菊地は19歳にしてキャリア12年、ジュニア戦線で輝かしい戦績を残したのち、昨年春から一般カテゴリーに昇格したホープだ。昨年の全日本・アジア選手権ではベテラン選手にキャリアの差をみせつけられていたが、今大会では中村得意の組み技にも臆することなく対応していた。
もう一方の準決勝では、目黒がプロのリングでも活躍する末廣智明につけいる隙を与えず。両者が完全なる世代交代(末廣は37歳、中村は29歳、目黒は25歳)をアピールしての決勝は、目黒が右ミドルをキャッチさせてからの右ヒジを皮切りに、右ヒザ、パンチ連打と、顔面への猛襲で効果2つを連取。本戦で勝敗を決めた。
北斗旗(最優秀勝利者賞)を獲得し、V4をアピールする目黒。年齢から考えて、小川英樹のもつV7の記録を更新することも、十分に考えられよう。
▼240以下クラス決勝戦
〇神代雄太(大道塾吉祥寺支部/2017全日本体力別240以下優勝)
延長 旗判定4-0
●服部晶洸(大道塾横浜支部)
25歳の神代と27歳の服部の対戦。服部はここ数年、常にこの階級のトップ選手たちと互角の戦いを演じながら、肝心なところで競り負けてきた選手で、念願の決勝進出。
試合は、神代が支釣込足からのマウントパンチ、服部のパンチをかわしてからの右ストレート。服部はパンチを散らしてからの右ローと、一進一退となるが、左ハイ、掴んでのヒジ、頭突きと先手で多彩な取り組みをみせるのは神代の方。
本戦延長とも双方に効果以上のポイントはなく、旗判定で4人が神代の優勢を支持した。
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