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【ABEMA】MIOがピンチに陥るも逆転TKO勝ち、MMAデビュー戦を勝利で飾る

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2018/10/28(日)UP

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腕十字で見事な一本勝ちを収めた古瀬

▼トーナメント1回戦第1試合 50kg契約 5分2R
〇古瀬美月(青木真也推薦)
一本 1R 1分14秒 ※腕ひしぎ十字固め
●Garu chan(石浦将勝・宇野薫推薦)

おどけたポーズをとって余裕を見せるGaru chan

 1回戦第1試合は、トライアウトを勝ち抜いて現役力士の石浦将勝と元修斗世界ライト級王者・宇野薫推薦に選ばれた、ストリートファイターを自称するモデルのGaru chanと、青木真也推薦のDEEP JEWELSで活躍する現役JKファイター・古瀬美月の対戦。

 古瀬はDEEP JEWELSで2勝4敗の戦績を持つプロ選手だが、Garu chanは柔術を6カ月やっただけという格闘技歴。身長はGaru chanが170cm、古瀬は156cmと大きな差がある。

 1R開始と同時に飛び込んできたGaru chanを古瀬は前蹴りで突き飛ばす。Garu chanは組みに行くが、古瀬が投げてテイクダウンを奪う。ヘッドロックで抵抗するGaru chanから古瀬がマウントを奪い、電光石火の腕十字。見事な一本勝ちに古瀬は歓喜し、青木真也と抱き合って号泣した。

 古瀬は「今までいっぱい試合してきたけれど、いっぱい負けていて勝ったことが2回しかなくて一本勝ちしたことなかったから、相手より自分の方が経験はあるけれど、こうやって大勢の人の前で成長した姿を見せられて嬉しいです」と号泣しながら勝利者インタビューに答えた。

 推薦者の青木は「よかったね。俺も嬉しくて。一緒に仕事がしたくて始めたストーリーだから、こうやって形に出来て嬉しい。格闘技界のセンターにいなかった人間をド真ん中に持って行きたくてやっているから嬉しかったです」と、古瀬の勝利をともに喜んだ。


関係者が優勝候補に名を挙げる平田が腕十字で、秋山推薦のパクに一本勝ち

▼トーナメント1回戦第4試合 52.20kg契約 5分2R
〇平田 樹(桜井“マッハ”速人推薦選手)
一本 2R 3分18秒 ※腕ひしぎ十字固め
●パク・ボヒョン(秋山成勲推薦選手)

 平田は元DEEPライト級王者・横田一則の弟子で、柔道歴は12年。高校時代に全国大会出場経験を持ち、9月に開催されたアマチュアDEEP JEWELSでも圧倒的な強さで勝利を収めている。今回は桜井”マッハ”速人の推薦を受けての出場。

 対するパクは秋山成勲が推薦する韓国人選手。試合直前まで「X」とされており、入場時にアマチュアMMA(総合格闘技)で4戦4勝の戦績を持ち、キックボクシングの経験もあることが明かされた。

 1R、パクが左右フックで前進すると平田は投げでテイクダウン。袈裟固めから顔面を殴り続ける。一度立ち上がると平田はもう一度首投げでテイクダウンし、パンチを見舞う。パクは起き上がるとタックルに行くが、またも平田が投げて袈裟固め。しかし、パクは下からの腕十字。腕を抜いた平田は袈裟固めになり、相手の両腕を抑えつけてからのパンチ、そしてアームロック、パクは脱出し、終盤には再び三角絞めから腕十字を仕掛けに来た。

 2R、パクが右ストレートで先制。平田はミドルキックをキャッチして組み付くと投げからの袈裟固め、そしてパンチからアームロックに移行する。耐えるパク。平田はアームロックが極まらないと見るや腕十字に。パクはすぐにディフェンスする。それでも最後は平田がパクのクラッチを切って強引に腕十字を極め、一本勝ちを収めた。

 平田は「相手が分からなくても勝てます。みんな気になって注目される試合だと思ったので、やっぱり勝たないとダメだと思いました。判定は無しなので一本かKOで勝って、絶対にONEに出たい」と、全試合一本かKOで勝って優勝したいと勝利者インタビューで話した。

 マッハは「まだ始まったばかり。これから平田樹劇場が始まる幕開けなので、応援してあげてください」とアピールした。

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