【UFC】リーがアイアキンタに敗戦、4年越しの雪辱ならず
▼セミファイナル ライト級 5分3R
○エドソン・バルボーザ(32=ブラジル/同級5位)
KO 3R 2分19秒
●ダニエル・フッカー(28=ニュージーランド/同級14位)
バルボーザは2016年に元UFC世界ライト級王者アンソニー・ペティスと、元Strikeforce世界同級王者ギルバート・メレンデスを破った実力者だが、直近の2試合は現UFC世界ライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフとケビン・リーに連敗。今大会では現在4連勝中のフッカーを相手に再起を目指す。
1R、バルボーザがオーソドックス、フッカーがサウスポーに構え、序盤は蹴り合い。フッカーが左インローと左ハイを蹴れば、バルボーザも右ローと右ミドルを返す。次第にパンチで顔面を狙う場面も増え、試合が動いたのは終盤。フッカーは踏み込みに右ストレートを合わされて大きく腰が落ち、右ローもかなり効いた様子だ。
2R、バルボーザの右ローでマットに手が着く状態となってしまったフッカーは、懸命に打ち返そうとするも左ハイを空振りさせて転倒。続くグラウンドの攻防ではフッカーが上を取るが、ポジションをキープできずスタンドを許してしまう。以降はバルボーザが強打を何度も叩き込み、フッカーはふらふらの状態に。
3R、一矢報いたいフッカーは果敢にパンチを振るって前進するが、バルボーザのバックスピンキックを連続で腹に打ち込まれて動きが止まる。最後はバルボーザーに左ボディを叩き込まれ、フッカーはついに力尽きた。バルボーザがKO勝ちで連敗脱出。フッカーは脅威の打たれ強さをみせたが、5連勝は果たせなかった。
▼バンタム級 5分3R
○ロブ・フォント(31=アメリカ/同級10位)
判定3-0 ※三者とも30-27
●セルジオ・ペティス(25=アメリカ/フライ級2位)
フライ級のトップランカーであるペティスが、1階級上のバンタム級でランカーのフォントと対戦。1Rはフォントが鋭い左ジャブから右フック、右アッパー、右ストレートをヒットさせてペースを握り、タックルでテイクダウンも奪う。
2Rもフォントの左ジャブがペティスの鼻を何度もとらえる。終了間際にペティスは組みの攻防から投げでテイクダウンを決めるが、フォントにアームロックから引っくり返されしまう。
3Rにはワンツーやバックスピンキックで巻き返しを図らんとするペティスに対し、フォントがタックルでテイクダウン。フォントはペティスの背後に回り込んで組み伏せるなど、盤石の試合運びをみせた。フォントが再起戦で判定勝ち。ペティスはフライ級での黒星に続き、2連敗となった。
▼ライト級 5分3R
○チャールズ・オリベイラ(ブラジル)
一本 1R 1分15秒 ※リアネイキドチョーク
●ジム・ミラー(アメリカ)
▼ウェルター級 5分3R
○ザック・オットー(アメリカ)
判定2-1 ※29-28、29-28、28-29
●ドワイト・グラント(アメリカ)
▼ライト級 5分3R
○ドラッカー・クロース(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも29-28
●ボビー・グリーン(アメリカ)
▼ライト級 5分3R
○ジョアキム・シウバ(ブラジル)
KO 3R 2分39秒
●ジャレッド・ゴードン(アメリカ)
▼ミドル級 5分3R
○ジャック・ハーマンソン(スウェーデン)
一本 1R 4分25秒 ※ギロチンチョーク
●ジェラルド・マーシャート(アメリカ)
▼ミドル級 5分3R
○ザック・カミングス(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも29-28
●トレバー・スミス(アメリカ)
▼フェザー級 5分3R
○ダン・イゲ(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも29-28
●ジョーダン・グリフィン(アメリカ)
▼ライトヘビー級 5分3R
○マイク・ロドリゲス(アメリカ)
KO 1R 2分59秒
●アダム・ミルステッド(アメリカ)
▼ヘビー級 5分3R
○フアン・アダムス(アメリカ)
TKO 3R 58秒
●クリス・デ・ラ・ロッチャ(アメリカ)
▼女子フライ級 5分3R
-ジェシカ・ローズ・クラーク(オーストラリア)
試合中止
-アンドレア・リー(アメリカ)
※試合前日にクラークが体調不良に陥り試合中止。
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