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【UFC】乱闘の決着戦は仕掛けたリーが勝利、しかし不透明決着で再戦要求

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2017/06/26(月)UP

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リーのスリーパーは極まっているように見えたが、キエーザがタップする前にレフェリーがストップ。またも因縁が生まれた

「UFCファイトナイト・オクラホマシティ」
2017年6月26日(日・現地時間)アメリカ・オクラホマ州オクラホマシティ
チェサピーク・エナジー・アリーナ

▼ライト級 5分5R
〇ケビン・リー(アメリカ)
一本 1R 4分37秒 ※チョークスリーパー
●マイケル・キエーザ(アメリカ)

 5月に行われた記者会見で、リーの挑発に怒ったキエーザが立ち上がって詰め寄ったところ、リーがパンチを放ち乱闘に発展。両者とも会見を退場になったという因縁の2人が試合での決着戦を迎えた。

 ジャブとハイキックでけん制しあう中、キエーザが左ストレートをヒットさせ、続いてテイクダウンに成功。リーはすぐに起き上がり、キエーザを持ち上げてマットに叩きつける。

 1R残り時間2分30秒でリーが腕十字を仕掛けたキエーザの背後に回り込み、両足で挟んでキエーザの胴を固めながら左右のパウンドを振り下ろす。残り時間30秒を切ると、もがき続けるキエーザの首にリーが右腕を巻き付けて絞め上げた。

 キエーザは相手のクラッチを外そうと一瞬その左手を泳がせたが、これをキエーザのタップと判断したレフェリーが試合終了を宣告し、1R4分37秒、リーの勝利に。

 しかし、レフェリーがストップした際にタップも失神もしていなかったと主張するキエーザが試合終了直後に猛抗議を行う後味の悪い結末となった。

 試合後にリーは「俺が危ないシーンなんてなかった、もう一度やりたいならそれだって問題ない。レフェリーがストップしたから技を解いたのさ。別にタップも何も感じなかったけれど」とコメント。

 これに対してキエーザは「相手のヒジをずらして逃げ出そうとしていたところだったんだ。ケビン、12月にデトロイトに乗 り込んでやる。リマッチしようじゃないか」とアピールしたため、両者が再戦する可能性は高そうだ。

●編集部オススメ記事
・会見で大乱闘起こしたキエーザとリーが因縁の対決


ペン(右)は2Rにチャンスをつかむも攻めきれず、シヴァー(左)に判定負け

▼フェザー級 5分3R
〇デニス・シヴァー(ドイツ)
判定2-0 ※29-27、29-28、28-28
●BJ・ペン(アメリカ)

 かつてライト級とウェルター級でUFC二階級制覇を達成した経歴を持ち、現役ながらすでに殿堂入りも果たしているペンがシヴァーと対戦。

 1R序盤から両者パワフルなパンチを打ち合う。シヴァ―は後ろ蹴り、後ろ回し蹴り、ハイキックと蹴りを多用するが、効果的なヒットはない。ペンは近づきにくそうだ。

 2R、ペンがパンチを連続ヒットさせると、シヴァーは蹴りを返す。ペンの右アッパーでシヴァーがダウンし、チャンスを迎えたペンは寝技に行くが、抑え込むだけに終わった。

 3R、ペンはジャブを突き、カウンターを狙う。シヴァーは蹴りからのパンチ。前に出るシヴァーが後ろ回し蹴りを2度ヒットさせ、さらにハイキック、ミドルキックも。ペンはパンチで追い込まれる場面が何度もあり、シヴァーに蹴られまくって試合を終えた。

 判定は2-0でシヴァーが勝利。ペンは復帰後2連敗と厳しい状況に追い込まれた。

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