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【DEEP】水野竜也が元王者に貫禄の一本勝ち「DEEPを盛り上げていく」

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2018/12/22(土)UP

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石司(右)との接戦を制したDJ.taiki(左)

▼第7試合 63kg契約 5分3R
〇DJ.taiki(パンクラスイズム横浜/第4代DEEPバンタム級王者)
判定3-0 ※三者とも29-28
●石司晃一(フリー)

 DJ.taikiは2014年4月にキックボクシングでプロデビュー後、同年10月からはMMA(総合格闘技)に出場。DEEPのほかにもRIZIN、パンクラスに参戦し、シュートボクシングやK-1にも挑んだマルチ格闘家だ。切れ味鋭い打撃とテイクダウン&コントロールの強さを発揮し、2013年4月にDEEPバンタム級王座を奪取。2016年10月の初防衛戦から3連敗を喫していたが、今年8月のDEEPで横山恭典に勝利して連敗を脱出した。

 対する石司はパンチとヒザ蹴りの強さを武器にプロ9戦無敗のまま、昨年5月にDEEPバンタム級王座に挑戦するも2-3で僅差の判定負け。続いて7月にフェザー級王座に挑むも敗北した。しかし12月、今年2月と連続1Rフィニッシュ。10月大会でも勝利と3連勝して再び波に乗っている。

 1R始まってすぐタックルに行くDJ。石司はテイクダウンを防ぐ。DJは構えを左右に変えながら前へ出て行きジャブとロー。石司は右のパンチをねじ込み、DJの蹴りをキャッチするとテイクダウン。DJはすぐに立ち上がって離れる。終盤、石司が組み付くとDJはヒザ蹴りを見舞う。

 2Rも前に出るのはDJ。左右に構えを頻繁に変えてフェイントとプレッシャーをかけていく。DJのローとミドルに右フックで対抗する石司だが、そのパンチにDJはタックルを合わせる。組むとヒザを入れるのはDJ。左フックを当てに行く石司にDJがヒザを放つと空振りして転倒、すかさず石司が上を取りに行くとDJが引っ繰り返し、上になったDJがパウンドを見舞う。

 3R始まってすぐにDJがテイクダウンするが石司はすぐに立って離れる。両者がタックルを仕掛ける中、なかなかテイクダウンを奪えない展開が続くが、石司が一度寝かせることに成功。すぐに立ったDJは蹴りを当てていく。焦りの表情が見える石司は前へ出ていくが、そこへDJが左ストレートを何度もヒットさせた。そしてタックルからバックを奪うダメ押しのシーンを作り、試合巧者ぶりを見せ付けたDJが判定勝ちした。


長倉(右)に左ミドルを見舞う大原(左)

▼第6試合 ライト級 5分3R
●長倉立尚(吉田道場)
TKO 1R 2分02秒 ※ヒジによるカット→ドクターストップ
〇大原樹里(KIBAマーシャルアーツクラブ)

 長倉はラグビー出身で、DEEPフェザー級きっての強打者。2011年8月と2016年12月にDEEPタイトルマッチに臨んだが、いずれも王座獲得ならず。その後は外国人選手を相手に2連続KO勝ちを飾り、今回は8カ月ぶりの試合となる。

 大原は180cmの長身と長い手足から繰り出す打撃を武器とし、DEEPでは37戦のキャリアを持ち、20勝のうち12がKOという経験豊富なストライカーだ。今年の戦績は1勝1敗1分となっており、勝ち越しで締めくくることが出来るか。

 1R、長倉は自身が元祖と言われるふくらはぎを蹴るローキックから左右フックでいきなり襲い掛かる。その勢いに押された大原だが、ジャブでペースを取り戻すと長倉の前進にヒザ蹴りを合わせる。さらに突進してくる長倉にヒジ打ち。

 組んでのヒジでカットに成功した大原。長倉はストップがかけられないように組んだままテイクダウンを狙って攻めていくが、大原が離れたところでドクターチェック。長倉は左目上から大量出血し、ストップがかかった。大原は歓喜し、兄のオーロラ・ユーキもリング上で号泣して番狂わせの勝利を喜んだ。

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