【DEEP】大塚隆史、連敗脱出に自信「変わったところを見せられる」
セミファイナルで対戦する、第2代&第5代DEEPバンタム級王者・大塚隆史(T GRIP TOKYO)は61.60kg、第3代HEATバンタム級王者・赤尾セイジ(パラエストラ東大阪)は61.40kgでそれぞれバンタム級リミットの61.20kgをクリアー(+0.45kgまでは認められる)。
大塚は打撃&タックルの強さを武器に、長きにわたってDEEP軽量級のトップに君臨。第3代DEEPフェザー級王者、第2代・第5代EEPバンタム級王者と3度王座に就いた。昨年は「RIZINバンタム級トーナメント」に参戦し、大みそかの準決勝まで進出したが石渡伸太郎に敗れ、今年8月にはビクター・ヘンリーと対戦したがKO負けを喫して今回が再起戦となる。
赤尾は強力なパンチとタックルを武器に、2007年から長らくDEEPを主戦場に活躍してきたベテランファイター。これまでに中村優作や和田竜光といった強豪を破っている。2016年9月の『HEAT 38』で祖根寿麻(そね・かずま)を破り、第3代HEATバンタム級王者となった。両者は2012年12月のDEEPで対戦し、大塚が判定3-0で勝利している。
計量後のコメントで、赤尾は「6年前にやられているので、6年間やってきたことをぶつけたいと思います」とリベンジ宣言。しかし、大塚は「特に言うことはないです」とぶっきらぼうにコメントを打ち切った。
その真意を大塚に聞くと「相手について語りたくないってことです。俺の方が強いと思っているから」との答えが返って来た。
連敗中であることについては「悪いものではないと思っています」と意外なことを言う。「結果的には連敗ですが、意味のある負けでした。もちろん勝たないといけないんですが、厳しい相手とやって見えてきたものもあったんですよ。けっこう成長できたと思っているので、意味のないただの連敗ではないです」と、結果としてプラスにつながる連敗だったと前向きだ。
今回の試合に関しては「いつもと違う自信があります。魅せられる、自分の試合をやろうと思っています。ちょっと変わったところを見せられる自信があります」と、連敗を経て新しい大塚を出すと意気込む。
そして「今年最後の試合なので気持ちよく終わりたいです。この試合に向けてやってきたことを、進化した自信はあるのでそれを試合に出して来年につなげたいです。今回は変わったという自信があります」と、何度も“自信”という言葉を口にした。連敗脱出、そして巻き返しなるか。
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