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【RISE】秀樹が無念のドクターストップで白鳥大珠がTKO勝ち

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2019/02/03(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

飛び膝蹴りをヒットさせる堀尾(右)

▼第5試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
●金子 梓(新宿レフティージム/RISEスーパーフライ級1位)
判定0-3 ※三者とも28-29
〇堀尾竜司(TRY HARD GYM/第4代Krushスーパー・バンタム級王者)

 金子は空手とレスリングをバックボーンに持ち、フィジカルの強さと止まらない攻撃で対戦相手を圧倒する。プロデビュー後8戦全勝だったが、今年11月の初代スーパーフライ級王座決定戦で田丸辰に敗れた。減量苦だった53kgから階級をアップし、バンタム級(55kg)で再起戦に挑む。

 相手の堀尾はハイキック、飛びヒザ蹴りを得意とする選手。Krushを主戦場にし、15年に第4代Krush -55kg王座決定トーナメントを制して王者となった。RISE参戦後はバンタム級2位の優吾・FLYSKYGYMや、良星など強敵に連敗を喫している。

 1R、金子はいつも通り前に出てパンチと蹴りを上下に散らし、動きが止まらない。堀尾はステップで金子の前進をかわしながらローを蹴っていく。

 2R、金子はパンチを連打して堀尾にロープを背負わせると後ろ蹴り。さらに左右ストレートで堀尾をのけ反らす。堀尾は飛びヒザ蹴りを仕掛けるが当たらず、金子は後ろ蹴りとヒザ蹴り、さらにパンチで堀尾のボディを攻めまくり、何度も堀尾をコーナーやロープ際に追い詰める猛攻。

 3R、さらにボディを攻めていく金子に堀尾はコーナーへ追い詰められるが、回り込みながらの右フックで起死回生のダウンを奪う。立ち上がった金子は猛ラッシュで逆転を狙い、堀尾は飛びヒザ蹴りで迎え撃つ。それでも金子は下がらず前へ出てパンチで攻めたが、ダウンを奪った堀尾が嬉しいRISE初勝利を収めた。


1Rにダウンを奪い強敵を見事撃破した篠塚(左)

▼第4試合 -58.5㎏契約 3分3R延長1R
〇篠塚辰樹(TEAM TEPPEN/RISEフェザー級5位)
判定3-0 ※三者とも29-28
●Ryuki(RKS顕修塾/英雄伝説2017年-60kg級アジア王者)

 篠塚はアマチュアボクシングでインターハイ・ベスト8、プロ転向後はワタナベジムに所属。2016年12月のプロデビュー戦では判定で敗れたものの、その後は勝ちを重ね、プロボクシング戦績は3勝(2KO)1敗の元A級ボクサー。2018年2月、キックボクシングに転向してRISEでデビュー。2戦目で黒星を喫したが、それ以外の4戦は全てKO勝ちと強打者ぶりを発揮している。

 対するRyukiは6歳から格闘技を始め、アマチュアではなんと130試合を経験。数々のタイトルを獲得して2015年に『ホーストカップ』でプロデビュー。2017年に中国で英雄伝説アジア王者になるなど快進撃を続け、現在18戦無敗の戦績を誇っている。2018年8月には『RIZIN』にキックボクシングルールで参戦し、勝利を収めた。

 1R、篠塚はスピードのある動きで飛び込んでのパンチを繰り出し、倒す気満々のスタイル。Ryukiのヒザ蹴りにカウンターの右をヒットさせてダウンを奪うと、篠塚は飛びヒザ蹴りを連発する。

 2Rも篠塚がパンチを次々と当てていき、飛びヒザ蹴りを繰り出す。Ryukiは左ミドルとフックを繰り出すが、パンチは篠塚にかわされる。

 3R、Ryukiの左フックがクリーンヒットし、左ハイもノーガードの篠塚を捉えると篠塚が一気にペースダウン。篠塚もフックとアッパーを打ち返すが、Ryukiの攻撃をまともにもらって大ピンチに。逆転KOの期待に場内は大いに沸いたが、篠塚が耐え抜いて判定勝ちした。

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