2019/02/17（日）UP
（最終更新：2019/02/19 02:17）

優位なポジションをキープしながらパンチを振るうアモソフ（上）

▼ウェルター級　5分3R
○ヤーソラフ・アモソフ（25＝ウクライナ）
判定3-0　※29-27、29-28、29-28
●エリック・シウバ（34＝ブラジル）

　シウバは2011年から17年にかけて『UFC』に参戦し、7勝8敗の成績を残している実力の持ち主。UFCとの契約終了後、他団体で1試合を挟み、『Bellator MMA』には今大会で初参戦となる。通算戦績は20勝9敗。

　対するアモソフは母国ウクライナとロシアの団体で活躍。昨年7月のBellator MMAデビュー戦を白星で飾り、通算戦績を20戦全勝としている。

　1R、序盤から積極的にパンチを交換する両者だが、試合が進むにつれてシウバの強烈な右フックと左右アッパーがヒット。早くも両目の周りから出血が見られるアモソフは、組みついてテイクダウンを狙う。シウバは尻餅を着く場面があったはものの、すぐに体勢を立て直して立ち上がる。

　2R、アモソフの強烈な右ローをキャッチして転倒させるシウバ。アモソフはすぐに立ち上がって今度は左ローを蹴り、続けてパンチのコンビネーションから組みの攻防に持ち込む。背中を許したシウバに対し、アモソフが右フックを連打。シウバが一気に立ち上がろうとすると、アモソフは抱え上げて豪快にテイクダウンを決める。形勢逆転となった。

　3R、シウバの右ローとアモソフの左インローが交錯。アモソフはパンチからのタックルを仕掛け、シウバの体勢を粘り強く崩していく。シウバは組み際にフロントチョークと左右アッパーを狙うが、アモソフがテイクダウンに成功。立ち上がろうとするシウバに対し、アモソフは何度も背後から抱え上げてマットに落とした。