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【UFC】元王者ドス・サントスが剛腕ルイスをTKO、3連勝で完全復活

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2019/03/10(日)UP

▼女子バンタム級 5分3R
●マリオン・レノー(41=アメリカ/女子バンタム級6位)
判定0-3 ※三者とも28-29
○ヤナ・クニツカヤ(29=ロシア/女子フェザー級9位)

 レノーは2015年から参戦中の『UFC』で、5勝3敗1分の成績を残しており、勝ち星はジェシカ・アンドラージやサラ・マクマンといった強豪から挙げたものもある。昨年7月の試合でキャット・ジンガノに判定負けし、今回は再起戦となる。

 対するクニツカヤは17年に『Invicta FC』で世界バンタム級王座を獲得し、防衛戦を待たずして『UFC』と契約。昨年3月の初陣では、いきなりUFC世界女子フェザー級タイトルマッチで、当時の絶対王者クリスチャン・サイボーグに挑戦したが、初回TKO負けで完敗となった。階級をバンタム級に戻して臨んだ半年後の再起戦では、リナ・ランズバーグを判定で下し、UFC初勝利を挙げている。 

 1R、左ストレートから一気に突進したクニツカヤが、レノーをケージに押し込み先制のテイクダウンに成功。クニツカヤがいったん離れて立ち上がると、レノーもそれに続こうとする。すると、クニツカヤはすぐさま組みついて、レノーをケージに押し込みながらヒザ蹴りをボディに突き刺し、最後にエルボーを入れて離れた。残りの打撃戦でもクニツカヤがバックハンドブローを叩くなど優勢。終了間際にレノーもクニツカヤの右ローをすくって尻餅を着かせた。

 2R、巻き返したレノーは序盤に強烈なワンツーをヒットさせる。クニツカヤはすぐさま組みついて、再びレノーをケージに押し付けたままヒザ蹴りを連打。しかし、今度はレノーさっと体勢を入れ替えて距離を取り、すぐさまパンチのコンビネーションで仕掛けて、右ストレートと右アッパーを振り抜く。

 クニツカヤもバックハンドブローや右ハイを返すが、レノーはしっかりブロック。するとクニツカヤは関節蹴りや左右ローの攻めに切り替え、手数も増し、レノーはパンチで仕掛けようとするも、なかなか間合いに入り込むことができなくなる。

 3R、打撃戦が激しさを増すと、レノーのフットワークの駆使しながらのパンチのコンビネーションが冴え始め、左フックや右ストレートがたびたびヒット。クニツカヤは鼻から大量の出血が見られる。クニツカヤもパンチを返すが、レノーのスピードとパンチのバリエーションに翻弄され、最終Rは形勢逆転を許してしまった。

 勝敗の行方は判定に持ち込まれ、レノーの猛追を振り切り、前半のリードを守り抜いたクニツカヤに軍配。レノーは唖然とした表情を浮べ、観客からもブーイングが起こった。


▼ライト級 5分3R
○ベニール・ダリウシュ(イラン)
一本 2R 4分41秒 ※アームバー
●ドリュー・ドーバー(アメリカ)

▼ミドル級 5分3R
●ティム・ボーシュ(アメリカ)
判定0-3 ※三者とも27-30
○オマリ・アフメドフ(ロシア)

▼ウェルター級 5分3R
○トニー・マーティン(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも30-27
●セルジオ・モラエス(ブラジル)

▼フェザー級 5分3R
○グラント・ドーソン(アメリカ)
判定3-0 ※29-27、30-27、30-26
●ジュリアン・エローサ(アメリカ)

▼ヘビー級 5分3R
○モーリス・グリーン(アメリカ)
判定2-1 ※29-28、29-28、28-29
●ジェフ・ヒューズ(アメリカ)

▼バンタム級 5分3R
●ルイス・スモルカ(アメリカ)
一本 1R 3分18秒 ※トライアングルチョーク
○マット・シュネル(アメリカ)

▼ウェルター級 5分3R
○アレックス・モロノ(アメリカ)
一本 1R 3分34秒 ※バーバルサブミッション(口頭で試合続行不可能を伝える)
●ザック・オットー(アメリカ)

▼ライト級 5分3R
○アレックス・ホワイト(アメリカ)
判定3-0 ※29-28、29-28、29-28
●ダン・モレット(アメリカ)

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