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【UFC】ゲイジーが2戦連続の初回KO勝ち

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2019/03/31(日)UP

ゲイジー(左)の右フックがさく裂し、KO勝ち

Ultimate Fighting Championship
「UFC on ESPN 2」
2019年3月30日(土・現地時間)アメリカ・ペンシルバニア州フィラデルフィア ウェルズ・ファーゴ・センター
Photo=Josh Hedges/Zuffa LLC/UFC 

▼メインイベント ライト級 5分5R
●エドソン・バルボーザ(33=ブラジル/同級6位)
KO 1R 2分30秒
○ジャスティン・ゲイジー(30=アメリカ/同級8位)

 バルボーザは2010年から『UFC』に参戦し、16年には元UFC世界ライト級王者アンソニー・ペティスや元Strikeforce世界同級王者ギルバート・メレンデスを破っている実力者だ。17年以降は現UFC世界ライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフと同級ランカーのケビン・リーに連敗したが、昨年12月のダン・フッカー戦でTKO勝ちを収め、復活の狼煙を上げた。戦績は20勝(12KO・TKO)6敗。

 対するゲイジーはアメリカの『WSOF』で5度のライト級王座防衛に成功している実績の持ち主。UFCには17年から参戦し、初陣をTKO勝利で飾るも、2戦目で元UFC世界ライト級王者エディ・アルバレスにKO負け(プロ初黒星)、3戦目で同級ランカーのダスティン・ポワリエにTKO負け。昨年8月のジェームズ・ビック戦でKO勝ちし、連敗脱出を果たしている。戦績は19勝(16KO・TKO)2敗。

 1R、右ローを蹴り合う展開からバルボーザが右ハイに切り替え。ゲイジーが間合いを詰めて来ると、バルボーザは左アッパーで迎え撃つ。片手クリンチからの右フック連打で応戦するゲイジー。バルボーザはダメージを受けて後退するも、左右フックとヒザ蹴りを返す。ゲイジーが組みついたところでいったん試合が落ち着く。

 しかし、両者は組んだ状態から離れると、すぐにノーガードで殴り合いを再開。次第にバルボーザが距離を取って右ローを蹴るようになり、ゲイジーはさらにパンチをまとめる。すると、バルボーザがゲイジーの右ストレートを嫌がって左に回り込んだところで、離れ際の右フックを被弾してダウン。バルボーザはマットに大の字となり、ゲイジーのKO勝ちが決まった。

 期待通りの内容と結末を呼んだ強打者対決に大きく沸く観客。2戦連続となる初回KO勝ちを飾ったゲイジーは「相手の蹴りに痛めつけられたよ。明日はきっと足が腫れるだろうな」と振り返り、「(ランキングで見ると)まだ俺の前には5人か6人いる。一人ずつ食っていってやる。ブラジルのトップレベルの格闘家を相手に、アメリカを代表して戦えたことを誇りに思う。背負うにあたってこれ以上の国はない」と笑顔を見せた。


ブランチがフロントチョークに捕えての一本勝ち

▼セミファイナル ミドル級 5分3R
○デビッド・ブランチ(37=アメリカ/同級11位)
一本 1R 49秒 ※ギロチンチョーク
●ジャック・ハーマンソン(30=スウェーデン)

 ブランチは2013年から16年まで『WSOF』に在籍し、ミドル級とライトヘビー級の二階級を制覇。17年から参戦中の『UFC』では、現在までに2勝2敗の成績を残している。昨年4月の3戦目で強豪チアゴ・サントスに初回KO勝ちしたが、続く4戦目でジャレッド・キャノニアに2R・TKO負け。今回の試合は再起戦となる。

 対するハーマソンは16年からUFCに参戦。17年のチアゴ・サントス戦でTKO負けを喫したが、その後は2連勝を飾っている。前回の試合出場は昨年12月で、ジェラルド・マーシャートからギロチンチョークで初回一本勝ちを収めた。UFC戦績は5勝2敗。

 1R、ハーマソンが開始直後からワンツー、左ジャブ、左右ローなどで積極的に仕掛け、ブランチがパンチを返そうとしてきたところで組みつき、投げて早々にテイクダウンを決める。

 サイドを許したブランチは強引に立ち上がろうとするが、背中を向けたところでハーマソンのチョークに捕まってしまう。これをハーマソンがしっかりと極め、ブランチはタップ。ハーマソンの秒殺一本勝ちとなった。

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