2019/05/02（木）UP
（最終更新：2019/05/02 15:50）

田中稔（右）がプロレスでキャリアの差を見せ元格闘家の鈴木に勝利

　元プロボクシング日本ミドル級王者＆元シュートボクシング日本ミドル級王者の鈴木悟（43）は元全日の世界ジュニアヘビー級王者・大和ヒロシ（35）とタッグを組んだが元IWGPのジュニアヘビー級王者の田中稔（46）と政宗（44）組に敗れた。田中のハイキックが鈴木の顔を捉えダウン、そこに田中がコーナーからのダイビング・フットスタンプを２発決め片エビ固めで田中が鈴木に勝利した。

　また、BBJプロレスのエースを目指すお笑い芸人なべやかん（48）は元全日本パワーリフティング選手権で通算３度優勝という怪力の持ち主、DDTの若手レスラー島谷常寛（23）とタッグを組んだ。島谷は身長も157cmとなべ（154cm）と身長が近くジュニアコンビを結成。

元大相撲の大鷲はなべを軽々と持ち上げ何度もマットに叩きつけた。

　対戦相手は大相撲出身のDDTレスラーの大鷲透（43）とBBJに定期参戦中のゴージャス松野（58）だ。試合途中、ゴージャス松野がなべに舌戦を仕掛け会場を笑いに包むも、プロレスになるとなべ・島谷ともに優勢に進める。松野から大鷲にタッチすると、ヘビー級の大鷲に２人は押され気味。２人でブレーンバスターを決めるも、すぐに大鷲は反撃。なべをバックブリーカーや喉輪落としなどで散々マットに叩きつけなべはフォール負けした。
　なべは昨年8月のデビュー戦こそ６人タッグマッチで大和ヒロシのアシストもあり勝利できたが、その後はシングル、タッグ戦共に勝ちに恵まれず今回で５連敗となり「また負けてしまいました。UFCだったらもう試合組まれないですよね（笑）」と言いながら次戦の6月13日の新宿FACE大会をアピールした。

【全試合結果】
▼第1試合
●なべやかん&島谷常寛
11分58秒　※喉輪落とし→体固め（大鷲）
○大鷲透&ゴージャス松野

▼第2試合
●田村依里子&進垣リナ
11分12秒　※ラリアット→体固め（バンビ）
○チェリー&バンビ

▼第3試合
●石井慧介&谷口智一&上野勇希
11分40秒　※腕ひしぎ十字固め（三浦）
○樋口和貞&伊橋剛太&三浦傑

▼第4試合　セミファイナル
○白川未奈
7分15秒　※インプラントDDT→片エビ固め
●竹林早苗

▼第5試合　メインイベント
●大和ヒロシ&鈴木悟
12分6秒　※B“D”F→片エビ固め（田中）
○田中稔&政宗