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【ムエタイ】松倉信太郎が劇的KO勝利でWPMF世界王座獲得、プロ初戴冠に「弱い自分が嫌だった」

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2020/09/11(金)UP

エキシビションを披露した小嶋(左)と福田(右)

▼第3試合 スペシャルエキシビションマッチ
―福田海斗(キングムエ)   
勝敗無し ※エキシビションのため
―小嶋Nor.Naksin(ノーナクシンムエタイジム東京)

 福田はムエタイの本場・タイのリングで活躍を続ける一流ファイター。昨年10月に名古屋で行われた『Suk Wanchai MuayThai Super Fight vol.6』では、ルンピニー現役王者(当時)で軽量級最強と言われるルンナライ・ギャットムー9を3RKOで下す大金星を挙げている。今回は、WPMF日本・ルンピニージャパンバンタム級王座獲得の実績を持つ、小嶋とのエキシビションマッチに挑む。

 本来、予定されていた[WMO(世界ムエタイ機構)インターナショナルライト級王座決定戦]が、出場予定であった、梅野源治の所属ジムスタッフや会員にコロナ陽性者が出たことで、中止になったため、今回のエキシビションが行われることになった。

 1R、福田が笑みを浮べながら、前進して右ミドルを放つと、小嶋もそれに応じるように左ミドルを蹴り込む。じりじり接近して、組んでのヒザをボディに突き刺す福田。2Rが始まるとすぐに、福田は詰め寄り、強烈な右ミドルからの飛びヒザを繰り出す。小嶋も負けじと応戦し、ボディストレートなどの攻撃でアグレッシブに攻める。福田が、首相撲の展開でこかせにいく場面も。

 緊張感のあるエキシビションマッチを披露した両者は、終了のゴングと共に、健闘を称え合った。

コメントする福田

 福田は「小嶋選手と対戦させてもらってありがとうございました。今、全世界がコロナで大変な状況です。皆様、日頃の鬱憤など溜まると思いますが、そんな時僕ら、格闘家の格闘技をみて、その鬱憤を晴らせたらと思っています。なので、頑張ります。応援よろしくお願いします」と高らかにコメントした。

 小嶋は「大変な状況のなか、ご来場ありがとうございました。そして福田選手、エキシビションをやってもらって、ありがとうございました。世間は今大変ですけど、ムエタイの選手は頑張っているので、これからもぜひ応援に来てくれたら嬉しいです」とアピールした。


▼第4試合 57kg契約ワンマッチ 3分3R
◯44ユウ ウォーワンチャイ(リバイバルジム/スックワンキントーン スーパーバンタム級王者、チョンロンムエサイアム スーパーバンタム級王者)
KO 3R 0分11秒 
●櫓木淳平(ビクトリージム)

▼第2試合 女子スーパーフライ級ワンマッチ 2分3R
●田丸 茜(エイワスポーツジム)
TKO 3R 0分24秒 ※ドクターストップ
◯ルイ(クラミツムエタイジム)

▼第1試合 バンタム級ワンマッチ 3分3R 
●カイ シッソー(トースームエタイジム)
判定0-3 ※27-29、27-30、27-30
◯SHU(D-BLAZE)

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