【ムエタイ】WPMF世界タイトル戦に松倉信太郎が初戴冠を目指す、対する康輝「腹くくって殴りあう」
9月10日(木)東京・後楽園ホールにて開催される、ムエタイイベント『スック ワン キントーン go for the top』の対戦カードが発表された。
WPMF世界スーパーミドル級タイトルマッチ(3分5R)として、松倉信太郎(28=TRY HARD GYM)vs康輝(23=キング・ムエ)が行われる。
元々4月大会で、松倉はWMCインターナショナルミドル級王者・チョークダムロンと同王座を争う予定だったが、コロナ禍で中止。チョークダムロンは現在来日出来ないため、WPMFスーパーバイザーが日本の選手の中から選考し、康輝が抜擢された。
松倉は2009年に17歳でK-1甲子園70kg級を制覇。K-1・Krushを主戦場にキャリアを重ね、Krush YOUTH GP 2012でも70kg王者に輝いた。2018年よりRISEに参戦し、昨年7月にはイ・ソンヒョンとRISEミドル級王座を争ったが、判定負けを喫し戴冠を逃した。
前戦は8月10日のRIZINで、88秒KO勝利を飾っている。
2008年にデビューし、プロ12年と十分なキャリアを持ちながらも未だ無冠の松倉は、今回はヒジ有りのムエタイのルールに挑戦。13年目で悲願のベルトを目指す。
対する康輝は昨年10月に、デビュー戦ながらブラジルの『FIGHT DRAGON』ウェルター級王者に1R KO勝利すると、続く11月にもKO勝利。今年2月のRIZINにも参戦したが、DEEP☆KICK-65kg王者・憂也にKO負けした。
松倉は前戦から一ヶ月での試合となるが、SNSで「でも僕はまだ休む位置にいないし、こんな状況の中でもチャンスを頂けて最高に嬉しかったです。ずっと応援して来て下さってる皆様には沢山歯痒い思いをさせてきてしまいましたがここで皆様に約束させて下さい!この試合は必ず僕が勝ってチャンピオンになります」とキャリア10年、初の戴冠を約束する。
康輝のSNSによると、8月10日のRIZINでは、当初松倉との対戦の話があったが流れてしまったようだ。康輝は「これも何かの縁だと思います。判定決着なんてつまんない勝負せずに腹くくって殴りあってきます」と、アグレッシブファイターで知られる松倉と真っ向勝負でベルトを狙う。
またスックワンキントーン ライト級王者・雅駿介が、総合格闘技に転向するため王座を返上。空位の王座をレンタ・ウォーワンチャイ(18=ワンチャイプロモーション)とBEN侍Y’ZD(べン サムライ ワイズディー/27=タイ)で争う。
レンタは福田海斗も所属する『ウォーワンチャイプロモーション』期待の若手。連勝していたが、昨年10月にNJKF上位ランカーに判定負け。ラジャダムナンスタジアムをはじめ、本場・タイでの経験も多い。前戦は11月、ラジャダムナンで1RKO勝利を挙げている。
対するBEN侍は近年多くのタイ人ファイターを輩出するY’ZD GYM(ワイズディー・ジム)所属。Y’ZDは元ラジャダムナン王者のシラーをはじめ、今年2月に新日本で勝次を圧倒したロンペットなど強豪在日タイ人を多く擁する。BEN侍もまたイサーン地方で57kg級の王者経験があり、200戦以上のキャリアを持つという。
レンタはSNSで「強敵だけど俺が絶対獲る」と闘志を燃やしている。
<対戦決定カード>
▼WPMF世界スーパーミドル級タイトルマッチ 3分5R インターバル2分
松倉信太郎(トライハードジム)
vs
康輝(キングムエ)
▼スックワンキントーン ライト級タイトルマッチ 3分5R
BEN侍Y’ZD(タイ)
vs
レンタ ウオーワンチャイ(ウオーワンチャイプロモーション)
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