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【Road to ONE】青木真也が完勝で秋山成勲戦アピールか、猿田がのび太に勝利し王座奪還へ前進

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2020/09/11(金)UP

朝陽がダウンを奪い判定勝利(C)SUSUMU NAGAO

Road to ONE 実行委員会
『Road to ONE 3rd:TOKYO FIGHT NIGHT』(4ページ目)
2020年9月10日(木)東京・Shibuya O-EAST

▼第2試合 ONEムエタイ ストロー級 3分3R
〇朝陽 PK.センチャイムエタイジム(エイワスポーツジム)
判定3-0
●KING強介(team fightbull)

ハイキックを繰り出す朝陽(C)SUSUMU NAGAO

 朝陽は吉成名高、奥脇竜哉と同じエイワスポーツジムに所属する、期待の新星。今年2月にはWBCムエタイ世界スーパーバンタム王座を奪取している。昨年9月の『Road to ONE:CENTURY』で、初のケージ・オープンフィンガーグローブ戦に出陣し、薩摩3373を左フック一撃で粉砕。今回の一戦は朝陽にとって、ONE Championshipとの契約交渉権獲得試合となった。

 対する強介は打ち合い上等のハードパンチャー。これまでにMA日本キック、ホーストカップ、REBELS-MUAYTHAIスーパーバンタム級王座を戴冠し、前戦は今年2月のREBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメントの1回戦ではタネヨシホをKOしている。

 1R、両者ともにオーソドックスから右ストレート、右ロー。オープンフィンガーグローブを着用のためか、お互いに単発の攻めで慎重な出だし。

(C)SUSUMU NAGAO

 2Rには、強介が右ストレートを飛ばして前に出るが、朝陽は何度も蹴り足をキャッチして崩しで強介のペースを乱していく。お互いに飛び込んだところで、朝陽が左フックを当ててダウンを奪う。

 反撃に出たい強介だが、3Rも右ローを打ちながら様子を伺い、なかなか攻め込めない。強介は前に出ても朝陽は組み付いて追撃を許さず。ダウンを取った朝陽はそのまま逃げ切り判定勝ちした。


パンチで攻める有井(右)(C)SUSUMU NAGAO

▼第1試合 キックボクシング ストロー級 3分3R
〇有井渚海(OWS/及川道場)
TKO 2R 2分22秒 ※レフェリーストップ
●黒田直也(広島キックボクシングジム)

ヒザ蹴りを繰り出す有井(C)SUSUMU NAGAO

 ABEMAの人気恋愛バラエティ「恋する週末ホームステイ」出演で人気の有井は昨年の新空手全国大会「K-2GRAND PRIX 2019」軽軽量級優勝、JAPAN CUP2018-58kg優勝といった実績を引っ提げ、昨年7月にRISEでプロデビュー。同年10月の『ONEウォーリアシリーズ』では3RKO勝ち。前戦、今年7月の修斗では、ケージリングのキックボクシングで判定勝利を納めた。

 対する黒田はイノベーションやMA日本キックで活躍し、現在RISEを主戦場とする。RISE戦績は3勝1敗1分。前戦は今年2月で、RISE QUEEN寺山日葵の弟である寺山遼冴に引き分けている。

(C)SUSUMU NAGAO

 1R、オーソドックスの構えの有井は左ハイを連発。黒田がパンチで前に出ると、有井はタイミングよく前蹴り、左ハイを入れて決定打を許さない。

 2R、変わらず圧力をかける有井に対し、打ち合いを呼び込む黒田。手数を増やす有井はボディ打ちからパンチ連打で黒田を追い込む。左ハイから組んでのヒザで有井はダウン奪取。一気にラッシュを仕掛ける有井は左ハイから右ボディブロー、トドメのヒザ蹴りを突き刺して追加のダウンを奪うと、レフェリーがストップした。

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