【KNOCK OUT】王者・白幡裕星が”蹴り封印宣言”の元ボクシング日本王者・悠斗に蹴り技で差をつけ勝利、森岡悠樹は鈴木貫太をヒジで切り裂き接戦を制する

2021/06/12（土）UP
（最終更新：2021/06/19 21:49）

▼第5試合　KNOCK OUT-BLACK女子 47.0kg 3分3R・延長1R
○erika♡（SHINE沖縄）
判定3-0　※30-27×3
●祥子JSK（治政館）

　erika♡は、ぱんちゃん璃奈の練習仲間であり、パワフルな左右パンチを武器にするファイター。昨年8月にレベルスに参戦すると、平岡琴から判定勝ちを奪い取る衝撃の勝利を見せた。今年1月には大阪で百花を下しミネルヴァアトム級王座を奪取している。

　対する祥子はNJKFミネルヴァの上位ランカー、ジム経営者、2児の母の顔を持つ「ムエタイママ」。女子キックボクシングイベント『J-GIRLS』のタイトル挑戦の経験を持つ強豪である。

　1R、サウスポーのerikaが左ストレート、左ローで前進。組めばパワーで祥子を振り回す。祥子は右前蹴りで突き放し、ワンツーから右ローのコンビネーション。erikaはお構いなしに接近しヒザを突き上げ、首相撲で振り回す。

　2R、erikaが左ストレートでプレッシャーをかけると、さらにロープを背負った祥子に左右のヒザを突き上げ、振り回してこかす。祥子も組みに付き合いヒザを突き上げるが、erikaは離れ際に左右ボディ連打、入り際に左ストレートとパンチでヒットを稼ぐ。

　3R、祥子が右ストレートから右ミドルをヒットさせるも、erikaは左ストレートを上下に散らしヒット。組んではヒザを突き上げ、振り回し、前に引き落とすようにこかす。祥子も首相撲でヒザを突き上げるも、erikaにロープを背負わされペースを握れない。最終ラウンドまでerikaがパワーで祥子を振り回し続けるまま終了のゴング。圧倒的なパワーを見せたerikaがフルマークの判定勝利を収めた。

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