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【パンクラス】小川徹が過去2敗の上田将竜を下し暫定王座初防衛、端貴代と菊入正行が暫定王座獲得

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2021/10/17(日)UP

期待の新星・山北が6連勝でタイトル挑戦に名乗りを上げた

▼第8試合 ストロー級 5分3R
●野田遼介(ALLIANCE/同級3位、2018年NBT同級優勝)
判定0-3 ※27-30×2、26-30
○山北渓人(リバーサルジム新宿Me,We/同級4位、2020年NBT同級優勝)

 野田は柔道をバックボーンにもち、18年のネオブラッドトーナメントで優勝。19年9月には「Road to ONE:CENTURY」に出場し木内”SKINNY ZOMBIE”崇雅に敗れるも、今年5月の復帰戦では高島俊哉を2Rアームロックで下し復活を果たした。

山北は終始野田をグラウンドで圧倒

 対する山北はここまで5戦5勝(1KO2S)のパーフェクトレコードを誇る新鋭。2020年にはネオブラッド・トーナメントのストロー級を制している。

 野田がスタンドで牽制するも、山北が巧みなテイクダウンからグランドコントロール。スクランブルの主導権争いも徹底的に制した山北がランキング3位の野田を最大4ポイント差をつける完勝で下した。

 試合後のマイクで山北は「ランキング3位の野田選手に勝てた。アマチュアから16戦無敗なので次タイトルしかないんじゃないか。順番待ちさせて下さい」と王座挑戦をぶち上げた。


透暉鷹が打撃巧者の内村を下し再起成功

▼第7試合 フェザー級 5分3R
○透暉鷹(ISHITSUNA MMA/同級6位、修斗2019年同級新人王)
判定3-0 ※30-27×2、29-28
●内村洋次郎(イングラム/初代ZSTウェルター級王者)

 透暉鷹は2019年修斗新人王を獲得した期待の新星。パンクラス参戦から2連勝を飾りランキング入りを果たすも、全戦は残り1秒でRyoにチョークアウトを許す痛恨の敗戦を喫した。対する内村は15年のキャリアを持つZST王者。全戦はRIZINで萩原京平にわずか22秒KO負けを喫し、約11か月試合から遠ざかっていた。両者とも敗戦からの再起を懸けた一戦となる。

勝利した透暉鷹はマイクで周囲への感謝を述べた

 スタンドでの打ち合いを仕掛ける内村へ、透暉鷹はテイクダウンを奪い巧みなグラウンドコントロール。2Rには内村が蹴りで透暉鷹のアゴを跳ね上げるも、試合を通して主導権を握るのは透暉鷹。内村をグラウンドから逃がさない試合巧者ぶりを見せ透暉鷹が再起を飾った。

 悔しい敗戦からの再起を果たした透暉鷹は「前回はめちゃくちゃ悔しくて眠れない夜もあった。周囲がサポートしてくれて勝てました。ありがとうございました。家族に会いたいです」と周囲と家族への感謝の言葉を残した。

▶次ページは井村 vs ムラタ、名田 vs 狩野、高橋 vs 平、KAREN vs 新谷、その他試合結果

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・菊入正行と村山暁洋がウェルター級暫定王者の座をかけ再戦=10.17

・10.17『PANCRASE 324』小川徹vs上田将竜、NØRIvs端貴代、菊入正行vs村山暁洋など生中継・配信情報

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