2022/01/30（日）UP
（最終更新：2022/01/31 10:42）

モハメド・アリ孫のニコ・アリ・ウォルシュ（Getty)

　1月29日（日本時間30日）オクラホマ州のハードロックホテル&カジノで行われた［スーパーミドル級４回戦］でボクシング元世界ヘビー級王者モハメド・アリの孫、ニコ・アリ・ウォルシュ（21=米）がアリ独特のステップ「アリシャッフル」を見せながら左フックで2ラウンド2分39秒で見事なKO勝ち。相手はロープにもたれかかったまま意識を失った。ウォルシュはこれでデビュー4勝目（3KO）を飾った。

【動画】アリシャッフルからの左で豪快KO! 相手はロープにもたれ意識飛ぶ

　ウォルシュの相手は米MMA団体KOTCなどの参戦していたジェイミー・イェーガー（31＝米）で、同じくボクシング4戦目（1勝1KO1敗1分）。

　試合は1Rからロープに追い込むなどアグレッシブに攻めるウォルシュは2Rに左フックで豪快にダウンを奪う。立ち上がるが足がおぼつかないイェーガーにボディから上下にフックを打ち分け、細かくアリシャッフルのパフォーマンスを見せた後、ワンツーからの左フックがヒット、イェーガーがぐったりロープにもたれたところでレフェリーが試合を止めた。

　ネバダ大学ラスベガスの4年生で春に卒業予定の21歳のウォルシュ。祖父の試合もプロモートしたトップランク社がプロモートしている。祖父アリのように世界トップに行くことができるか。

【選手データ】2022年1月30日現在
ニコ・アリ・ウォルシュ（21=米）2000年7月11日米シカゴ出身/身長183cm/リーチ188cm/階級：ミドル級、スーパーミドル級（76.20kg)/構え：右/プロ戦績4戦（3KO)無敗。
備考：30戦のアマチュア経験を経て21年8月に1R TKOでプロデビュー。ボクシング元世界ヘビー級王者モハメド・アリの孫

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