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モハメド・アリなりきりボクサーが豪快KO勝利! 蜂のように刺した

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2021/07/08(木)UP

リベラがKO勝利、トランクスには「ALI」の文字が@showtimeboxingより

 モハメド・アリにそっくりなボクサーが4日(日本時間)米カリフォルニア州カーソンで衝撃のKO勝利を収めた。相手はうつ伏せに倒れ起き上がろうとするも、そのまま後方に倒れた。

【動画】アリ似のボクサーが豪快にKO勝利するシーン

 彼の名はミシェル・リベラ(23=ドミニカ)。WBA世界ライト級9位の選手だが、髪型といい、黒と白のトランクスといい元WBA・WBC統一世界ヘビー級のモハメド・アリになりきっている。おまけにトランクスのベルト部分には「ALI」の文字がと大きくデザインしている。

「俺はアリの生まれ変わりだ」と試合後にコメントするリベラ。彼が生まれた頃はアリはまだ生きていたが、風貌も含めリングにアリの再来と言いたいのだろう。

 この試合はライト級12回戦、WBA同級11位のジョン・フェルナンデス(25=スペイン/21勝18KO1敗)を相手に3R目から正確な打撃で優勢に。4Rには右ストレートでフェルナンデスをグラつかせるなどしたが6Rにフェルナンデスの打ち下ろしの右がかすめスリップ気味にダウン。しかし、8R、ワンツーの右ストレートで豪快なダウンを奪い、KO勝利。アリのように蜂のように刺した。

 戦績を21勝(14KO)無敗に伸ばしたリベラ、次戦はWBA同級暫定王者ローランド・ロメロ(米)との対戦を希望し、それに勝てばメイウェザーの秘蔵っ子のWBA同級レギュラー王者ガーボンタ・デービス(米)か、ライト級4団体統一王者のテオフィモ・ロペス(米)と対戦したいと語った。
 16年に他界したモハメド・アリ、きっと天国でこの勝利を祝福してくれているだろう。

【選手データ】
◇ミシェル・リベラ(23=ドミニカ)、身長:173cm、リーチ180cm、構え:右
戦績:21勝(14KO)無敗、主な獲得タイトル:WBA世界ライト級9位

▶︎次ページは【動画】アリ似のリベラが豪快にKO勝利するシーン

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