【UFC】ストリックランドが巧みなジャブの嵐、6連勝達成
WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス』
2022年2月6日(日本時間)米国ネバダ州ラスベガス/UFC APEX
▼ミドル級
●ジャック・ハーマンソン(スウェーデン)
判定1-2 ※46-49×2、48-47
○ショーン・ストリックランド(米国)
ハーマンソンはUFCミドル級6位で元CageWarriorsミドル級王者。戦績22勝のうち17勝がKO・一本と高いフィニッシュ率を誇る。前戦となる昨年5月にランカーのエドメン・シャバージアンに判定勝利を収めた。
対するストリックランドは同級7位で元KOTC世界ミドル級王者。18年10月から約3年間負けなしの5連勝と波に乗っており、前戦となる昨年7月にユライア・ホールに判定勝利を収めた。MMA戦績は24勝3敗。
1R、序盤から崩しあう両者。ストリックランドが得意のジャブをコツコツと当て続けると、ハーマンソンは相手の前足にカーフキックを当てる。
2R、ハーマンソンがタックルにいくが、ストリックランドはテイクダウンを許さない。ストリックランドの鋭いジャブを軸にした前蹴りや左ボディ、ヒジなどのコンビネーションがハーマンソンを苦しめる。
3Rと4R、ハーマンソンの蹴り続けるカーフキックのダメージがここにきて蓄積したか、ストリックランドの動きが失速。しかし、ストリックランドはコツコツとジャブを当て続ける。
5R、ヒット数で劣勢のハーマンソンは勝負を仕掛けに前に出るが、ストリックランドのジャブに阻まれる。
残り16秒、ストリックランドが「中央で打ち合おうぜ」と挑発。両者足を止めての殴り合いを演じたが、フィニッシュならず。結局、判定2-1のスプリットでストリックランドが勝利し、連勝記録を6に伸ばした。
▶︎次ページは【動画】残り16秒、ストリックランドとハーマンソンが足を止めて殴り合い!
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