【UFC】地元女子選手の逆転KO劇に会場は大爆発！衝撃の回転バックエルボーに相手は失神ダウン

2022/03/23（水）UP
（最終更新：2022/03/23 12:23）

　3月20日（日本時間）、英国ロンドン O2アリーナで開催された総合格闘技イベント『UFCファイトナイト・ロンドン』にて、モリー・マッキャン（31=英国）が、ルアナ・カロリーナ（28=ブラジル）を強烈な回転バックエルボーでKOした。開催地の英国選手による逆転KO劇に会場は大爆発した。

【動画】衝撃の回転バックエルボー！失神相手は大の字ダウン

　マッキャンは元CageWarriorsFC女子フライ級王者。18年5月にUFCに参戦し、UFC戦績は4勝3敗。地元英国大会での勝利に意気込む。
　対するカロリーナは18年8月のUFC登竜門イベント『DWCS』で勝利し、UFC参戦。UFC3勝1敗の戦績を収めている。

　試合は1R開始からリバプール出身のマッキャンへ大声援。それに応える様に、マッキャンがアグレッシな攻撃。強烈なワンツー、左フックをカロリーナに叩き込み、試合をリードする。

　しかし、2Rは手数を増やしたカロリーナが鋭いジャブやヒジを当て形勢逆転。1Rで飛ばしすぎたか、マッキャンのペースも失速する。

　3R序盤、リズムを掴んだカロリーナの力強い前進に苦しむマッキャン。首相撲でも完全にコントロールされ、ヒザ蹴りを何発も貰う。口も開き気味になり、このまま万事休すかと思われた刹那、組み付くカロリーナに起死回生の回転バックエルボー！

　強烈な一撃を食らったカロリーナは失神し、大の字ダウン。レフェリーがすぐに試合を止めた。

　この逆転KO劇に会場は大歓声。マッキャンもケージの外に飛び出し、ホワイト社長に抱きつくなど、感情を露わにしながら喜びを爆発させた。

WME-IMG
『UFCファイトナイト・ロンドン』
2022年3月20日（日本時間）英国ロンドン O2アリーナ
▼女子フライ級
○モリー・マッキャン（英国）
KO 3R1分52秒　※回転バックエルボー　
●ルアナ・カロリーナ（ブラジル）

【勝者 選手データ】（2022年3月23日現在）

モリー・マッキャン（31歳・Molly McCann・英国）
階級：女子フライ級
戦績：12勝(5KO)4敗（TAPOLOGY参照）

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