【K-1甲子園&カレッジ】“れあぱぴ”も熱戦に大興奮、トーナメント優勝者が決まる
『K-1甲子園2022~高校生日本一決定トーナメント~』
2022年8月21日(日)東京・GENスポーツパレス
K-1実行委員会主催のもと、8年目を迎えたK-1甲子園は、これまで数々の名勝負を生み、多くの実力者を輩出してきた。今年のK-1甲子園も東日本・西日本で予選トーナメントが行われ、上位進出者によるワンデートーナメントで高校生日本一の座が争われた。
全16選手がエントリーし、1回戦からハイレベルな試合が続出した-55kg。決勝には松葉斗哉と大鹿統毅が勝ち進んだ。松葉は準決勝で優勝候補に目されていたK-1アマチュア全日本王者&西日本予選王者の松本海翔を撃破。大鹿はすでにプロで5戦5勝のキャリアを持ち、順当に決勝まで勝ち上がった。決勝もスピーディな展開のなか、大鹿が判定2-1で接戦を制して優勝を果たした。
■K-1甲子園2022-55kg王者 大鹿統毅(神奈川県立西浜高校3年)
「K-1甲子園のベルトが重かったのと、今日はグダグダな試合ばっかりだったので、いい思い出がないです(苦笑)。後手後手になったり、そこを直していきたいと思いました。」
・今後の目標
「軍司泰斗選手です。同じジムでもあり、すごくパンチとかも上手いので目標にしています。9月のKrushで初代フライ級王者が決まると思うんですけど、その選手とタイトルマッチをやりたいです」
-60kgは双子ファイターの橋本雷汰と、近藤拳成&魁成の歴代K-1甲子園王者と同門の早田吏喜が決勝で対戦した。試合は橋本が上手く距離を取って左ストレートを的確に当て、判定3-0で優勝をものにした。
■K-1甲子園2022-60kg王者 橋本雷汰(三重県立松坂工業高校2年)
「双子の兄(楓汰)と決勝をやりたかったんですけど、兄が準決勝で負けてしまって。自分が絶対に優勝すると思って戦って、優勝できてよかったです。決勝は西日本予選でやった相手なんですけど、思った以上にカーフキックを効かされて焦りました。」
・決勝の兄弟対決について
「実現できなくてむちゃくちゃ悔しかったです。兄弟で出たトーナメントはほとんど僕が負けていて、K-1甲子園でリベンジしたかったので、それが出来なかったことも悔しいです。いつか兄弟対決を実現させて、兄にリベンジしたいです。」
・目標の選手
「壬生狼一輝選手です。実力もあって、ファンを盛り上げるので、それを超えたいです。PR動画もむっちゃ意識していて、LINE LIVEで(壬生狼に)『もっと頑張った方がいい』と言われたのが悔しかったです(笑)。」
・今後の目標は?
「K-1の世界チャンピオンになることで、12月のK-1大阪大会に出て勝ちたいです!」
-65kg決勝は西日本予選王者・上田咲也と東日本予選王者・田澤瑠唯が対戦。序盤から激しい打ち合いが続くなか、上田が鮮やかなヒザ蹴りでKO勝ちし、優勝を果たした。
■K-1甲子園2022-65kg王者 上田咲也(大阪府立茨木西高校3年)
「小学生の頃から目標にしていたので、優勝できてめちゃくちゃうれしいです。決勝戦は体力もきつかったんですけどKOできてよかったです。(KOしたヒザ蹴りは?)やっているときに当たるなと思って出したら当たりました。」
・目標の選手
「セコンドにもついてもらって、いつも教えてもらっている川﨑真一朗選手です。勝っても負けても面白い試合をして、会場を沸かせているので、僕もああいう選手になりたいです。」
・今後の目標
「プロになるつもりなんですけど、このままやと厳しいと思うので、もっと練習してプロでも勝っていけるように頑張りたいです」
▶次ページは『K-1カレッジ2022』試合結果、優勝者コメント
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