2023/02/22（水）UP
（最終更新：2023/03/30 17:56）

エボラ（右）のミドルに苦戦するモンタナ（左）

　2月18日（現地時間）、ブルガリア・ヴァルナにて格闘技イベント『戦士 SENSHI 15』が開催された。
　キック女子マッチでは、ピーター・アーツの娘、モンタナ・アーツ（21＝オランダ）とエボラ（24＝ポルトガル）が戦い、プロ5戦目のモンタナが、ムエタイ女子でカナダのMMA＆キック団体『WFC』チャンピオンのエボラと激闘を展開したが、判定でエボラの勝利となった。

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　試合は1Rから、距離を詰めて前に出るモンタナに対し、下がりながらもミドルキックを中心にヒザ、ローキックと繋げるエボラ。ミドルのヒットを許すモンタナだが、そのミドルに対抗しパンチとローで行くも、エボラは間合いを取り当てさせずパンチ、ローと素早く返す。
　3ラウンドからエボラのミドルにカウンターでモンタナのパンチがヒットするようになり、リードするかと思いきや、エボラが再び距離をとってのミドル攻め。モンタナは前に行く闘志が大きかったが、テクニックで相手に一日の長があった。

　モンタナは、これで初黒星。モンタナを1ヶ月前から見ているコーチは「まだ私が見て1ヶ月だし、これからです。相手は12戦、その差が出ました。次です」と述べた。
　モンタナは「いい経験になりました。次頑張りたい」と涙を浮かべコメントした。
　ピーター・アーツは、モンタナの次戦は日本で行うことを示唆しており、果たしてどの団体で戦うか。モンタナの再起に期待したい。

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